2013年7月22日月曜日

カエルのカズー

 あれこれ追われてしまい、わずか2日しか準備期間がなかったが、どうにか明日の介護施設訪問ライブに滑りこみで間に合いそうだ。
 どのライブでも季節感に重きを置いて構成するが、今回は「前回からわずか2ヶ月後の再依頼」という難しい条件が加わった。チカチカパフォーマンスの実証試験にすっかりエネルギーを奪われたこともあるが、夏系の曲で前回と重複なしで全てを構成するのは、実に難しかった。

 PAなしの生歌とか、聴き手参加型の歌など、起承転結に腐心した手法が先方に気に入られ、短期間での再依頼につながったのは担当者からも知らされていたが、それに甘えて同じ曲の連発はしたくない。
 持ち駒を総動員し、「同じ場で同じ曲は続けて歌わない」という自分の矜持は、何とか死守できそうだ。


 とはいえ、マニアックに走らずに場を盛り上げるにはどうすべきか、いろいろ考えを巡らせたすえ、聴き手参加型の新しい曲をひとつ会得し、さらには以前に友人にもらったカエル印の「カズー」という楽器を初めて実戦で使ってみようと思った。
 楽器といっても、ちょっとした笛のようなもので、自分の声が違う音色で響く代物。アフリカがルーツとかで、口に加えて音を出す。

 ギター弾き語りではハモニカホルダーにはさみ、間奏などで使う。ひょうきんな雰囲気を出したいときに有効で、叙情的な曲にはむかない。プロでもRCサクセション、ゆず、いきものがかり、山崎まさよし、などが使っているらしい。
 明日はラストの曲で使う予定で、ハモニカホルダーで保持しやすいよう、木材端材で補助パーツを作った。練習ではいい感じだったが、はたして本番ではどうか?
 このところライブの依頼が相次いでいて、今日もネット経由で新たな依頼があった。「学童保育所の夏祭りイベント」という難しいもので、以前なら尻込みしていたが、スキルの向上したいまならどうにかこなせる。(基本的に子供相手は苦手)
 実はつい先日も似た内容の依頼を受けたばかりだが、期日がうまく1週間ずれていた。8~9月はすでにかなりのスケジュールで埋まってしまった。嬉しい悲鳴だ。
 こうも依頼が相次ぐ理由を自己分析してみた。

・身軽で小回りの効くソロである。
・平日でも対応可能。
・それなりの実績がある。
・ネットで情報を広く公開。

 あくまで推測だが、このような事情が背景にあるように思える。そして、それに応えられるボランティアが不足している。求める場は今後も減ることはないように思えるが、自己主張には熱心でも、社会に対するサービス精神に長けたパフォーマーとなると、あまり見かけないのが現状。

 以前に若い方から「ボランティア演奏の手法を伝授して欲しい」と頼まれたことが数回あるが、当時は自分に余裕がなく、お断りした。今後は若い世代の育成にも力を注ぐべきかもしれない。