2012年4月26日木曜日

電気自動車の未来

 一昨日都心で利用した駐車場に、写真のような珍しい看板を発見。「障害者優先」「高齢者優先」はこれまでもあったが、「電気自動車優先」には初めて遭遇した。
 公共駐車場ではなく、ごく普通の全国チェーン駐車場である。緑色の箱にはコンセントが装備されているらしく、管理人室にゆけば何らかの手段で電気自動車の充電が可能らしい。


 これも時代のニーズなのかと、しばし感慨にふけったが、原発事故が発端で原発が次々と停止に追い込まれ、まもなく稼働ゼロ状態に陥るのは時間の問題。節電が叫ばれる世情のなかで、電気をエネルギー源とする電気自動車が、果たして時代の最先端を走っているのか、はたまたとんだ時代のお荷物なのか、その位置づけがよく分からなくなってくる。

 以前にふれたが、水藻を使って石油を生み出す技術が日本で確立された場合、現状のガソリン車が最も省エネで地球にも優しい存在にとって変わるのは確実。電気そのものが消えることはないが、発電の主力は水藻石油を使った火力発電となるだろう。
 エネルギーロスを考慮すると、効率的なのはやはり電気自動車よりガソリン車ではないだろうか。私が生きているうちにそんな時代がくるかどうかは分からないが。
 朝早くに電話があって、GWに参加予定の「森のコンサート」に関し、難しい要望が発起人(主催者)から出た。私が歌うほかに、とある方のギター伴奏もやっていただけないか、とのこと。
 発起人とはまだ直接お会いしてなく、私を過大評価しているように思える。自分の歌ならともかく、人様の歌を伴奏するほどの力量はない。しかもその歌い手が輝かしい実績のある方。とても私の出る幕ではないが、電話で押し問答を続けても仕方がなく、ともかく明日その歌い手の方にお会いすることにした。
 直にギターを聴いていただければ、先方も理解してくれるだろう。音程チェックとして最初の音出しだけ協力する。そのあたりが落とし所か。