2011年12月22日木曜日

過ぎゆく暮れ

 先日の札幌駅地下歩行空間でのチカチカパフォーマンスで、路上系ライブとしては初めてとなる30人近い聴き手に取り囲まれ、かなり戸惑った。
 単に数だけなら数百人の聴き手の前で歌ったことも過去にあるが、椅子も全くない明るい空間で、立ったままの聴衆(大半が見ず知らず)に間近でじっと見つめられて歌うのは、何とも難しいものだと思い知った。

「会場が暗い」「ステージにはスポットライト」「聴き手は大半が座っている」「ステージの位置は聴き手よりもさらに高い」
 こうした条件は地区センターのステージなどでもごく普通だが、歌い手にとっては実に歌いやすい条件なのである。
 たたまた先日歌わせていただいた地区センターから、ていねいな礼状が郵送されてきた。その中で目を引いたのが、「当日はおよそ200名の方に足を運んでいただきました」との一文。
 目分量でざっと150名ほどかと思っていたが、予想を越える集客数だったらしい。(地区センターにしては珍しく有料コンサートだったので、数字は正確である)

 しかし、そんな客の前でも、先に書いたような条件下であれば、そう意識することなく歌える。一般の路上ライブでは同じような難しい条件でみな歌っているのだろう。慣れの問題かもしれないが、すごいものだと感心する。次回は台でも持って行くべきか。


 くすんできた居間の座布団カバーを交換して欲しい、と妻がいうので、ありあわせの端切れを使い、最も傷みの激しい1枚だけ新しくした。
 過去にもふれているが、ミシンは私のほうが得意。最近は調子が悪くなると修理する技術も会得した。本当はもう1枚換えたい座布団がある。しかし、手頃な端切れが見つからない。やむなく、普段は使っていない予備の座布団と交換した。ひとまずこれで正月は迎えられそう。