気をとりなおして連休中に仕上げる必要のある仕事に取りかかる。例の「手描き風タッチ」の図面で、全部で4件あるが、面倒な仕事も最初の1件を始めれば、あとは不思議にスムーズに運ぶもの。
1件目がだいたい終わったところで、モーリスギターのメンテナンス第2弾として、ピックアップ(ギターに装着する音量増幅装置)の取付けをやった。部品は午前中にメール便で届いている。
送料を含めて3,080円の品なので、ピックアップとしては格安品。機能的に多くは望めないが、とにかく一度ピックアップを使ってみたかった。
・オリジナル ピックアップキット/乙女の二股2020J
ピックアップの取付けは楽器店に頼むのが普通だが、今回の品は自分で取付けることを推奨していて、販売サイトに詳細な取付け方法が掲載されている。
DIYは手慣れているので、ほぼマニュアル通りにやれた。違っているのは、完全に弦を外して作業したこと。おかげで補助道具なしで、サウンドホールから直接手を差し込んでセットできた。
今回使ったのは、心臓部の音を拾う円盤が2つあるタイプ。エンドピンタイプではなく、安価なノーマルタイプなので、装着用の穴はエンドブロック横に新たに開けた。作業としてはこちらのほうが楽だ。
すべて終わって弦を新しく張り直し、いろいろなPAをつないで10曲ほど歌いながら試し演奏。プリアンプを内蔵してなく、電池は不要だが、マイクと併用した弾き語りの場合、ミキサーを経由して音量調整をするのが最も安定する。
ストロークとアルペジオとではその都度ミキサー調整をする必要があり、オペレーターのいない場では、ちょっと厳しいかもしれない。
その後、昨年買ったローランドのCM-30にミキサーなしで直結して弾いてみたが、マイクとのバランスもよく、この使い方が一番安定するかもしれない。
その後、昨年買ったローランドのCM-30にミキサーなしで直結して弾いてみたが、マイクとのバランスもよく、この使い方が一番安定するかもしれない。
スタンドに取付けるとボリューム調整が手元で簡単にできるので、曲毎の調整手間はエレアコと大差ない。もしミキサー不要となれば、機材がまたひとつ減るというもの。
スピーカーからの音はエレアコの方がはっきりしているが、外部マイクで拾った音に似たやさしい印象。心配していたハウリングは皆無で、値段の割にはまあまあかもしれない。もう少しあれこれ遊んでみよう。