実はこの食べ方、亡くなった父がときどきやっていたのを見て覚えた。シンプルだが、ネギ本来の旨味が出る。酒の肴、ご飯のオカズ、両方いける。
たくさんあるので、苗ごと持って帰るかと問うと、ほぼその気。独身寮のバルコニーに置けるそうで、陽当たりがよく、雨が適当にあたるとか。
今回のように単純に刻んで食べたり、即席ラーメンの薬味に使ったり、みそ汁の具にしたりと、用途はいろいろ。寮に食事はなく、自炊が基本なので、生きたネギが手元にあれば、重宝するのは確実だ。
そこで手頃なプランターを見繕い、ひとかたまりのネギを適当に株分けし、車に積んでもたせた。手入れの要領も同時に伝授。ちょっと珍しいネギ土産である。
ほぼ完成したはずの車庫屋根補修だったが、雨水の流れで重大な問題が見つかった。南側に流れ落ちるはずの雨水が、なぜか相変わらず東側の通路に落ちてしまう。
どうやら経年による梁のたわみにより、通路前が最も低いポイントになってしまっているらしい。張り方をどう変えようが、高きより低きに水は流れるもの。
屋根と壁との接合部はほとんど雨漏りせず、予想以上の出来なので、ここだけはそのまま残し、他は再度張り方を調整せざるを得ないかもしれない。構想通りにはなかなか収まらないのがDIYの宿命。どうやら長丁場の作業になりそうだ。