2011年5月7日土曜日

息子にネギ土産

 5日間の休暇を過ごし、息子が会社のある道南の都市に戻った。やってきた最初の夜に、家庭菜園から採ったばかりの細ネギを刻んでカツオ節を載せ、醤油をかけてツマミに出したら、「うまい、ネギのこんな食べ方があるとは」と、エラくお気に入りの様子。
 実はこの食べ方、亡くなった父がときどきやっていたのを見て覚えた。シンプルだが、ネギ本来の旨味が出る。酒の肴、ご飯のオカズ、両方いける。
 たくさんあるので、苗ごと持って帰るかと問うと、ほぼその気。独身寮のバルコニーに置けるそうで、陽当たりがよく、雨が適当にあたるとか。
 今回のように単純に刻んで食べたり、即席ラーメンの薬味に使ったり、みそ汁の具にしたりと、用途はいろいろ。寮に食事はなく、自炊が基本なので、生きたネギが手元にあれば、重宝するのは確実だ。

 そこで手頃なプランターを見繕い、ひとかたまりのネギを適当に株分けし、車に積んでもたせた。手入れの要領も同時に伝授。ちょっと珍しいネギ土産である。


 ほぼ完成したはずの車庫屋根補修だったが、雨水の流れで重大な問題が見つかった。南側に流れ落ちるはずの雨水が、なぜか相変わらず東側の通路に落ちてしまう。
 どうやら経年による梁のたわみにより、通路前が最も低いポイントになってしまっているらしい。張り方をどう変えようが、高きより低きに水は流れるもの。

 屋根と壁との接合部はほとんど雨漏りせず、予想以上の出来なので、ここだけはそのまま残し、他は再度張り方を調整せざるを得ないかもしれない。構想通りにはなかなか収まらないのがDIYの宿命。どうやら長丁場の作業になりそうだ。