2009年2月6日金曜日

かぐやなDVD

 昨夜はフォーク居酒屋「ありがとう」で実施の青木まり子さんのライブに行き、弾き語りの真髄を十二分に堪能したあと、二次会には出ずにトンボ帰り。マスターからいただいた《かぐやな宵》のDVDのダビング作業をさっそくやった。

 休憩時間などがカットされて撮影されているので、映像は2時間弱。非常によい画質で、音源はカメラ本体に内蔵のマイクからとっていると思われ、CDに焼いたミキサー直どりの音よりも会場の音が、よりリアルに入っている。
 しかし、それが逆に絶好のライブ感となっていて、CD音源やFM放送とは全く趣きが異なる。ダビングには1枚6~7分かかり、全部で10枚やったのでそれなりの時間を費やしたが、ついついまた見入ってしまった。
 ビデオカメラは持っていないので自分の歌う姿などほとんど見たことはないが、落ち着いてよく話し、よく弾き、そしてよく歌っている。歌っているとき、上体にほとんどブレがないことに気づいた。たぶんこれは良いことなのだろう。

 ダビングの待ち時間に、かねてから準備してあったオリジナルDVDラベルをていねいに貼る。すべての作業を終えたら、時計は朝の4時であった。


 明けて今日、メンバーに依頼されていた分を梱包し、メール便でまとめて送る。これで《かぐやな宵》のプロデュース作業はすべて終わった。結構大変ではあったが、充実した日々だった。よい思い出が記憶の底に刻み込まれた。
 残っていた確定申告書の作成を続け、ほぼ終わりかけたころ、妻が職場の友人Yさんを連れて帰ってきた。先日もライブ音源のCDを差し上げ、いまだに何度も聴いて下さっているありがたい方である。これはよいタイミングと、さっそくライブ映像を通しで見てもらう。感想は私のものとほぼ同じで、とても喜んでいただいた。
 鑑賞会の終わり頃、ライブのメンバーだったNさんがDVDを直接取りにきた。仕事の帰りだそうで、連絡をメールで読んで、すぐにでも見たくなったそう。分かりますよ、そのキモチ。

「準備」「本番」「ライブ録音」「FM放送」「ライブ映像」等々、本当にいつまでも楽しませてくれるライブである。