2009年2月4日水曜日

節約術

 先月末、歯科医院の近くにあるベスト電器に久しぶりに寄ってCDラベルをまとめ買いした折、「2月になったら、ぜひご利用を…」と、2月中のみ有効の500円値引券をくれた。
 なんでも、2,000円以上の買物をすると、無条件で500円値引いてくれるとか。まるでキツネにつままれたような話だったが、今日はその歯科に行く日だったので、その券を握りしめ、半信半疑で店員に子細を確かめた。

 すると、間違いないらしく、たとえば2,100円の買物をしても支払いは1,600円でいいという。喜んで、いつもはヤマダ電機で買うプリンタのインクとDVD媒体をまとめ買い。合計でおよそ2,200円だったが、払ったのは1,700円だけ。
 計算するまでもなく、5%ポイント還元のヤマダ電機と比べても、かなりの得。しかも、金額が2,000円に近いほど得をするという不条理で、いくら不景気で庶民のサイフのひもが固いからといって、本当にこれでいいのか?ベスト電器。


 節約に関するさまざまな「技」は、一通り会得していると思っていたが、この種の割引は初体験。しかも帰り際に、「よろしければ来月も…」と、店員は3月中有効の500円値引券を、またまた握らせてくれるではないか。
 プリンタインクや用紙類はいわゆる「消耗品」というやつで、定期的に補充せざるを得ない。安ければ安いほどいいわけで、こうなれば値引券をくれる限り、ベスト電器に通い続けてもいい気分になってきた。だって、得なんですから。
 これで思い出したが、何かの用事があって、都心に車で出かけたとしよう。安い駐車場で、20分100円ほどが札幌では相場。このとき、都心にあるヨドバシカメラの駐車場を使い、1,000円以上の買物をすると、1時間の駐車料がタダになる。
 今日買ったプリンタインクなどは量販店で勝手も、1本840円もする。これにちょっとした小物を加えるか、単純に2本買えば、すぐに1,000円は越える。買物は数分で済むから、そこから歩いて本来の用事を1時間以内に済ませればよい。

 節約術としては初歩の初歩だが、普通に駐車場を使えば300円。この差は大きいよ。例によって、金よりも時間が貴重、という裕福な方には無縁の話です。