2009年2月11日水曜日

eMacのSuperDrive化

 2003年9月に買ったマックのメイン機、「eMac」をSuperDrive化、つまりCDとDVDの両方が読み書き出来る光学ドライブに交換することにした。
 パソコンはMacとWindowsそれぞれ2台ずつ持っているが、DVDを読めるのがマックのサブ機1台のみ。DVDの書ける機種はゼロで、メイン機はCDが読めるだけ。最近急増するDVDの需要を考え、そろそろメイン機にDVDの読み書き機能を備えたかった。

 最新機種に買い替えてしまえばDVDの読み書き機能は当然ついている。しかし、いま使っているeMac(800MHz)は、ちょうど1年前にハードディスクの寿命がきて、40Gから新品の80Gに自力で交換したばかり。能力的にも大きな不満はなく、10数万の投資を新たにするより、費用が数千円で済む交換を選んだ。
_1年前のHD(ハードディスク)交換時に会得したノウハウで、今回も当然のように自力でやろうと考えた。
 交換する内蔵DVDドライブにはさまざまな情報がネット上にあふれていたが、パイオニア製であれば相性がいいことが分かり、最終的にはパイオニアの最新機種DVR-116Dに決定。
(説明書にはWindowsのみ対応とあるが、Macでも問題ない)

 価格を調べてみたら、いつも行く市内のパソコンショップでは5,000円弱。ネット通販の信用できそうな業者で、送料こみ4,260円の品を発見。すぐに注文したら、3日目の今日届いた。


 午後からさっそく交換作業開始。参考にしたのはHD交換のときと同じサイトで、写真つきで分かりやすく解説されている。このように貴重な情報がネットから無料で得られることにただ驚く。サイトの開設者に敬意を表したい。

eMacG4チューンナップ

 上記サイトではふれていないポイントをいくつか書く。
 まず、外したビスは外したその場所に細く切ったガムテープで止めておく。写真上がそれで、一部に赤マルをつけたが、本当はもっと数が多い。ビスの管理が分解を効率よく進める大きなポイントのように思える。

 HD交換に比べるとDVDドライブの交換はかなり楽で、難易度は中程度か。特にトラブルもなく作業は進んだが、一番手間取ったのは電源コネクタ(写真中の青マル右側)の取り外しであった。
 とにかく固く、手では容易に外れない。プライヤーで挟んで引っぱろうと思ったが、ソケットを壊しそうで怖い。やむなく、左側のATAコネクタを先に外し、両側からドライバーで少しずつえぐり出すようにし、ようやく成功した。
 作業中、金属板で手の親指を負傷。たいしたことはないが、パソコン本体でなくてよかったかも?
_新しいDVDドライブの取付けはごく簡単。ドライブ前面についている「ベゼル」と呼ばれるカバーを外してからつけるのが唯一のポイントか。(ドライバーで簡単に外せる)

 全体を組み直し、さっそくテストしてみると問題なく起動し、認識する。ベゼルは古いドライブの前面に両面テープでついていたものを慎重にはがし、そのまま新しいドライブに貼りつけた。(写真下の赤マル)新しいドライブは色がアイボリーで、ベゼルだけが黒の色違い。しかし、あってもなくてもいい物なので、これでよしとする。
 あれこれ試してみたが、CDとDVDの読込みは問題なく出来る。システムCDからのCD起動も問題なし。CDの書き込みは速度が以前の半分以下で済んだ。(DVD書き込みのみ未確認)