洗濯物干しは基本的に妻の仕事なので、洗濯ハンガーの管理責任者も妻。壊れるたびに要請を受けて修理してきたが、ピンチを吊るすフックがちぎれたり、ピンチそのものが折れたりする軽微なものが大半。
フックの欠損は被覆付針金で修理し、ピンチはまるごと交換したが、過去最大の修理は本体吊り下げフックの破損。強風時に外に出し、無理な力が働いたためで、これが10年前のこと。ビスで強引に修理し、その後は問題なく使っていた。
左が新しい洗濯ハンガー |
最近多発するのがピンチそのものの欠損。経年劣化により、PP製のピンチが次々と折れてしまう。手持ちのピンチに交換したが、そのうち手持ち分がなくなってしまった。
100均でピンチだけを買い足す方法もあったが、調べると他のピンチやフックも一様に劣化が進み、本体フレームにもヒビが入っていたりして、もはや寿命。PP製で600円くらいでニトリで買った記憶があるが、修理しながらもこれだけ持てば十二分に元はとっている。
ネットで情報収集した結果、同じニトリのステンレス洗濯ハンガーに買い換えることにした。現状より一回り大きく、ピンチ数は40と同じ。ピンチとフックが全てポリカーボネート製で、強度や耐候性に優れている。
「ポリカピンチステンレス角ハンガー 40P」(ニトリ)
本体はステンレスでも重量は650gと軽い。価格は税込1,190円とPP製より高くなるが、同仕様の他製品と比べると、かなり安い。通販でなく近所の店舗で買えるので、送料不要なのも魅力だった。
古い洗濯ハンガーは使えそうなピンチだけを取り外したが、まともなのは10個しか残っていない。安価なPP製でも20年近く持ったので、強度耐久面に優れる今回の商品、おそらくは最後の洗濯ハンガーとなる可能性が高い。