2018年7月24日火曜日

南窓外にも遮光ネット

 昨日に引き続き、1階居間南の窓外にも遮光ネットを張った。西側パーゴラ上と同様に、昨年新しくした農業用遮光ネットの改良版。特に傷みはないので、昨年と同じ要領でテント用のロープと自在金具を使って設置。

 問題なく張り終えたが、室内でチェックすると、上端にできた隙間から陽光がわずかに漏れている。昨年も同じ問題があり、上端の固定ビスを20センチ上に移動したが、ネットのたるみにより、また隙間が出来たらしい。
 大きな問題ではないが、夕方になって固定ビスの位置をさらに20センチ上に移動させた。脚立を大きくしたので、この種の作業はスムーズにやれる。


 最高気温は26度前後と平年なみだが、月末には真夏日の予報も出ているので、昨日思いついた2階南窓への遮光ネットを検討する。

 台所西窓と同じ要領で、余った遮光ネットを窓の大きさに切り、上端と下端を折り返してミシンで袋状に縫う。幅30くらいの木材端材を窓枠内側ギリギリの寸法に切って袋の中に差し込み、外側から窓枠にはめこんだ。
 陽射しが強いうちに効果を確かめたかったので、すべり出し窓の部分は遮光ネットを外側からガムテープで仮止めしてテスト。


 赤外線温度計で遮光ネットのある部分とない部分との温度差を測定した結果、ガラス面では3〜4度、窓台部分では7〜8度、床面では4〜5度、それぞれ低くなっていた。
 予想以上の効果だったので、すべり出し窓部分は本格固定タイプを作ることにし、サイズの合わないFIX窓部分は別の遮光ネットを新たに買って作り直すことにした。

 最後に遮光ネットを窓の内側に張って温度を測ってみたが、ネット部分の温度は逆に2度ほど上がった。色が黒なので遮光ではなく、逆に集熱してしまうようだ。
 ネット検索でもときどき誤った使用法を見かけるが、ネットやスクリーン、ブラインド等で遮光する場合、窓の外側に張るのが大原則である。