価格と使用は以下の通り
・40W形:324円、消費電力4.4W、485ルーメン、寿命40000時間
・60W形:432円、消費電力7.5W、810ルーメン、寿命40000時間
思わず衝動買いしそうになったが、あまりに安いので性能に一抹の不安があり、数週間考えたすえに60W形の電球色を試しに1個だけ買った。
さっそく点けてみる。配光角度180度の広配光タイプだが、非常に明るい。60W形は2015年10月に買ったパナソニック製が1個だけあるが、比べても何ら遜色ない。
双方の仕様を比べてみた。(製品に記載のデータより)
・パナソニック製60W形
径60×長114×106g、定格消費電力10.0W、810ルーメン、寿命40000時間
・ダイソー製60W形
径55×長96×52g、定格消費電力7.5W、810ルーメン、寿命40000時間
右がパナソニックで左がダイソー |
明るさと寿命は同等だが、他のスペックは全てダイソーが勝っている。パナソニック製の価格は2017年2月時点で1,320円(アマゾン調べ)で、ダイソーの3倍だ。
価格以上に驚いたのは、小さくて軽いこと。「LED電球は重い」というこれまでの概念を打ち破っている。これならペンダント型の照明器具や密閉型の照明器具でも、問題なく使える。
(調光機能のついた器具や回路には、これまで通り使えない)
いろいろな場所で試したが、LED化していない器具のうち、最も使用時間が長いと思われる台所換気扇内の照明にひとまず使うことにした。
最近になって浴室照明をLED化し、今回の交換で我が家のLED化率は70%に到達。残る白熱電球は、ユーティリティ、トイレ、居間スポット、玄関ホール、階段スポット、2階ライブコーナー、屋外ウッドデッキ、といったところ。
いずれも使用時間は1日30分以下だが、以前にも試みたLED電球への交換基準を、新たな電気料とダイソー60W形の電球価格により、再度検討してみた。
(電気料は120〜280kWh使用時の北海道電力最新価格)
《60W電球、電気料1kWh=29.72円で試算》
・1日30分使用…年間電気料325円→1個432円として、1年4ヶ月で元がとれる。
・寿命40000時間として、219年使える。→あまり考えなくてよい。
・1日5分の使用なら年間電気料54円で、元をとるのに8年。交換すべきか否かは微妙。10分以上の使用なら、わずか4年で元がとれる、ただちに交換すべき。
以上により、1日10〜30分の使用時間と推定されるユーティリティ(2ヶ所)とトイレは、ダイソーの60W形に順次交換することにした。