2017年2月7日火曜日

ズボンのウェスト調整

 冬物のコーデュロイズボンのウェストが緩い。タグに記したメモを確認すると、2013年12月に買ったことになっている。つまりは、3シーズンが経過したということ。裏起毛になっていて暖かく、厳寒時以外はタイツなしでも充分に過ごせる。

 ウェストが緩くなり始めたのは、昨シーズンあたりから。1年前に前ボタンを1.5センチほど詰め、前ファスナーも同時に移動させた。しかし、また緩くなった。
 ウェスト76センチを買ったが、4シーズン前に同じイトーヨーカドーで買った別の冬ズボンは、特に問題なくはけている。となると、コーデュロイ製ということが問題なのか?
 膝もやや抜け気味だが、色やデザイン自体は気に入ってるので、思い切ってウェストを詰めることにした。


 最近のズボンの特徴として、ベルトの当たる部分に切れ目のない2枚の横布が使われていて、簡単にウェスト調整ができない作りになっている。調整をためらっていた大きな理由がこれ。

 まずは2枚の横布を背の部分でほぐし、尻にあたる縦の部分をつまんで3センチほど細くする。続いて2枚の横布をそれぞれ同じ寸法だけ詰める。最後に全体をまとめてミシンがけし、ようやく完成。
 折り返した布が集中し、ちょっとゴワついた感じになったが、はいてみたら今度はぴったりフィットした。先月、バーゲンで似た色合いの裏起毛ズボンを買ったばかりなので、いっそ処分してしまおうかと考えていたが、あと1シーズンは使えそうな感じ。

縦向きに変更した糸立て棒

 ところで買って30年近く、ずっと横向きで使っていたミシンの上糸立て棒だが、先日長男のお嫁さんが買った新しいミシンを見ると、なんと縦に立てて使う仕組みになっている。
 横向き構造だと糸ゴマを押さえるリングが経年で緩くなり、使用中にしばしば抜け落ちて、扱いに困っていた。

 使う前に確かめてみたら、上糸立て棒をはめこむヒンジがビス止めになっていて、緩めて90度回転させたら、簡単に縦向きに変更できた。もしかして、最初から縦横自由に使えるようになっていた?まさかね。
 縦向きだと押さえリングも不要で、糸が引っ張られても脱落する心配はない。今日の作業でもミシンがけに支障はなかったので、今後は縦向きでやることに決まり。