電子譜面を搭載しているタブレットPCは画面が7インチと小さいが、画面をそっくりそのまま出力し、リアルタイムで液晶テレビやプロジェクター等で表示させることができる。
「ミラーリング」と呼ばれる技術で、具体的にはタブレットPCについているHDMI端子と他機器のHDMI端子とをケーブル等でつないでやればよい。
ワイヤレスでやることも可能だが、Wi-Fi環境が必須となり、動作もやや不安定のようだ。ひとまず汎用性が高く、接続も安定したHDMIケーブル経由で試したい。
パソコンの液晶モニタ21.5インチに表示 |
そもそものきっかけは、ライブの歌声ふう展開がこのところ増えてきたこと。歌う曲を事前に決め、歌詞集を予め印刷して聴き手に配り、それを見ながら一緒に歌う、というのがオーソドックスなスタイルで、大半の場ではずっとこの手法でやっている。
欠点は印刷等にけっこうな手間がかかること。聴き手は手元の歌詞集をずっと見て歌うので、歌い手とのコミュニケーションはとりにくい。曲の選定を相当早くからやっておく必要もあった。
電子譜面のミラーリングが可能なら、これらの欠点が全て解消され、常に歌っている歌詞を映しながらライブを進められる。聴き手は全ての曲を口ずさむことができ、顔が上がっているので、歌い手と視線を交わすのも容易。ライブのスタイルそのものが大きく変わる可能性もあるのだ。
簡易なプロジェクターなら1万円以下で手に入り、部屋を少し暗くして、白い壁等を利用すれば、大きな投資をせずにやれるかもしれない。そう考えて、まずはHDMIケーブルを準備することにした。
タブレットPC側の端子仕様は「mini-HDMI」なので、一般的なHDMI端子に変換する必要がある。アマゾンで最安値の商品を探し出し、2月上旬に注文したが、中国から直接送られるらしく、待てど暮らせど届かない。
私の構想に賛同してくれる方がいて、月末の介護施設系ライブで初めて試すことになっていた。プロジェクターは施設の備品を借りられるが、変換アダプターはこちらで用意しなくてはならない。
時間が迫り、やむなくアマゾンのお急ぎ便を使って、代替品を注文。こちらは3Mのケーブル付きなので、何かと応用が効く。昨日それが届いて、ようやく動作を確認することができた。送料無料に目がくらんで、痛い思いをした。
32インチ液晶テレビに表示 |
パソコンのモニタには一発で表示されたが、なぜか2台ある液晶テレビには何も表示されない。いろいろ調べて、どうやらタブレットPC側の設定に問題があることが分かる。
Android4.2の場合、「設定」→「ディスプレイ」→「hdmi output mode」→「auto mode」を選択すると、テレビの液晶画面にも正常に表示できた。
(デフォルトでは別のモードになっていた)
プロジェクターでの表示も同じようにやれるはずだが、明るさや解像度の面で不安もないではない。多くの介護施設では大型の液晶テレビが置いてあるので、テレビを利用するほうが現実的かもしれない。
まだ始まったばかりだが何とか調整して、いずれは地区センターやカフェでの歌声サロンなどでも応用したいと考えている。