その結果である。(2016.10.15〜PM12時測定・天候晴れ・外気温17度)
・吸込み口温度:24.1度
・吹き出し口温度(木製太陽集熱器):37.5度(温度差+13.4度)
・吹き出し口温度(ペットボトル太陽集熱器):38.7度(温度差+14.6度)
木製に比べてペットボトル再利用型が1.2度(9%)上回り、木製を2.8度(14%)下回った2月のプロトタイプ測定値を大きく逆転している。連続S字形の全体形状が、うまく作動しているのか。
測定値そのものは木製とペットボトル再利用型の双方とも、2月の測定値を下回ったが、これは同じ居間南窓における太陽の南中高度の違いによるものと思われる。
(2/3の南中高度=30.1度、10/15の南中高度=37.5度で、今回は条件が悪い)
(測定時間12時における南中高度の算出は「ke!san」のサイトを参照しました)
(測定時間12時における南中高度の算出は「ke!san」のサイトを参照しました)
冬至にむけて太陽高度が下がれば、窓に垂直に立てている太陽集熱器の効率は今後さらに上がると思われ、現状の改良型PB太陽集熱器は充分に威力を発揮するはずだ。暖房用灯油消費量のさらなる削減が期待できる。
午前中は1階南窓に設置し、午後からは2階西窓に移動させたが、強度にやや難点があることが分かり、側面に細い板を針金で3ヶ所固定して補強。上端にはヒモを結びつけて、窓枠下端にねじ込んだフックから吊るして設置した。
ダブル集熱器の効果か、今日は朝8時以降全く暖房を点けていないが、23時段階で2階はまだ24度もある。(外気温9.1度)
「もっと増やして」と妻は言うが、ペットボトルを溜め込む手間と作る労力を考えると、ちょっと二の足を踏む。置くスペースはまだまだあるのだが…。