2016年10月10日月曜日

暖房ボイラを本格稼働

 最高気温が10度ほどで、陽射しもほとんどなく、太陽の恩恵がないので、室温は終日低いまま。午後から外気温がさらに下がり、15時近くになってたまらず暖房ボイラを点けた。室温はなかなか上がらず、そのまま夜まで消さずにいた。
 このところ朝晩はめっきり冷え込むので、数日前から朝晩は暖房を点けていたが、これほど長く点けたのは今季初めてのこと。調べてみたら、平年値より最高気温が7度も低い。これは寒いはず。
 長く点けたついでに、新しくなったボイラをいろいろ調べた。循環液の温度は30〜80度まで5度おきに設定できるが、前のボイラでは設定範囲が45〜80度だったので、現実的な中間値は60〜65度あたりか。
 今日はやや低めの50〜55度あたりで運転してみたが、ほどよい感じだった。


 新しい機種では排気管が真上に出ていて、そこからエルボ等で配管を切り回している。この排気管の温度がかなりのもので、耐熱カバーはかかっているが、「高温注意」と但し書きもある。
 赤外線温度計で測ってみると、55度の設定で排気管温度の最高値は90度強。このときの背面壁の最高値が50度くらいだった。前回の機種より明らかに高く、DIYで背面に石膏ボードを新たに貼って正解だった。

 真冬になって循環液温度を最高値の80度まで上げた場合、排気管温度がどこまで上がるのか分からない。ボイラ真上には洗濯物をよく干すので、万が一の落下による発火の危険を考え、余っていた5メッシュの金網を加工し、U字型の保護ガードを設置した。
(給湯ボイラの配管から吊り下げている)


 騒音のカタログ値は33dBだが、タブレット内蔵の騒音計で測ってみると、真上で44dBある。おそらく測定法に決まりがあって、やり方が違うのだろう。
 体感的には前の機種よりも運転音はやや小さく、特に循環ポンプの切替時の音が全くしないのが嬉しい。

 消費電力の実測値も確かめたかったが、終日運転中のため、折を見て測ることにする。灯油消費量は未知数。評価にはまだまだ時間がかかる。