2016年10月8日土曜日

譜面台にマイク取付

 チカチカパフォーマンスの新展開に備え、このところ本番とほぼ同じスタイルで練習しているが、座って歌う都合から電子譜面はマイクスタンドではなく、より軽い譜面台にセットして歌っている。
 練習の中でふと思いついた。(もしや譜面台にマイクを取付けられるのでは…)

 新展開にマイクは使わないつもりでいたが、最近になって乾電池式のLEDスポット照明をネット通販で見つけた。本体重量は現状と変わらず、明るさは半分の3Wだが、4Kgの100Vポータブル電源が不要となるのは魅力的だった。
 予定していたLED灯6Wの照明は眩しすぎるほどで、明るさが半分でも高さを下げれば、充分足りそうに思えた。
 100Vポータブル電源が不要になれば、PAをこれまで通りに使える。もしマイクが譜面台にセットできれば、機材の総重量にほとんど変化はない。残るは騒音値の問題だけだ。
 ホルダは電子譜面を固定するパイプの下に貫通させる方式が最も丈夫で軽い。過去にいくつか作った手法に習い、木材の端材をやり繰りして、使えそうなものが出来上がった。


 マイクは木材を貫通させた3/8ボルトに直接固定していて、角度は多少調節できる。ブーム部の合計長さは280だが、重いマイクでも座った位置でなら、ぐらつくことなく安定している。
 マイク後方にPAを配置し、タブレットに内蔵の騒音計で騒音値も測ってみた。ギターはPAにつながず、位置的に近いマイクで音を拾う。
 何曲か歌って試した結果、聴き手との距離はこれまで通り4Mにし、歌う位置の後方2MにPAを置くと80dBは超えずに、ある程度のボーカル音を聴き手に届けられることが判明。聴き手とPAとの距離は6Mで、地下通りから広場後方の円柱までの距離と同じだ。

「生音60%にリバーブを加えたマイク音40%」といったイメージで、もう少し練習を重ねて、実際に採用するかどうかを決めたい。