2016年10月24日月曜日

引き続き低迷

 10月2度目のチカチカパフォーマンスに参加。当初は前後半続けてエントリーしていたが、明日以降のスケジュールが厳しくなり、無理はせずに前半のみに手続き変更した。
 前半の終了時刻が15時半なので、共演3組の場合は午後一番に会場入りしても、1ステージ限定になることが過去の経験からわかっていた。

 久しぶりに近隣の量販店駐車場に車を停め、都心まで2キロ強の距離を、高架下の公園経由で歩く。
 前夜からの雨と強風で、紅葉しないまま散り始めている街路樹もある。落ち着かない気象のせいで、例年に比べるとあまり美しくない秋である。まあしかし、こんな秋もあるのだ。


 地上経由なので、先に事務局で手続きし、13時40分ころに広場に入る。共演パフォーマーのひとりがちょうど終わったところで、次の次に演ることになる。

 この日は1ステージ限定ということもあり、椅子はやめて立って歌うつもりで準備した。マイクスタンドも持参せず、譜面台を利用してマイクを装着するという軽量化作戦。
 運搬は非常に楽だったが、機材を組み立てようとライトを設置するほうの譜面台を取り出したら、何ということが手製の木製アタッチメントが、途中でポッキリ折れている。全く気づかなかったが、運搬の途中で無理な負荷がかかったようだ。

 せっかく持参したLEDスポット灯が使えなくなったが、大型看板だけは使いたかったので、急きょマイクを装着した譜面台に吊るしてみたら、どうにか収まった。
 14時20分から歌い始め、洋楽を中心に25分で8曲を歌う。
(※はオリジナル訳詞)

「ボラーレ※」「アメイジング・グレイス」「パダン・パダン」「ダニーボーイ」「コンドルは飛んでいく※」「雪が降る」「ろくでなし」「Godfather愛のテーマ」


 外は最高気温が9度という寒さで、風も強い。地下広場の人通りはそれなりに多かったが、この日も手応えはパッとせず、立ち止まる人はいても滞留時間はごくわずか、という慢性的な低迷状態が続いた。
 PAの位置と音量は前回通りで、歌う位置も同じ。違っているのは、立っていることと、スポット灯がないこと。

 大きな期待はしていなかったので、構成は5年前の原点に立ち戻り、洋楽中心の勝手気ままなスタイルで臨んだ。
 歌い終えたあとの自分の感覚は決して悪いものではなかったが、「地下広場に賑わいを創り出す」という、チカチカパフォーマンス本来の趣旨からすれば、遠く及ばないものだったといえる。
 次回があるかどうか現時点では不明だが、広場内の灯りの真下で歌うなら、スポット灯はあってもなくても、集客面での影響は小さいように思える。椅子の有無も同じ評価だ。大型看板には多少の効果を感じた。
 譜面台利用のマイクは十二分に使えるので、かなりの機材軽量化が今後可能になることが分かった。最大の収穫がこれだったかも。