2016年10月7日金曜日

給湯ボイラも交換

 築後17年を経て、今年7月に暖房ボイラを寿命で交換したばかりだが、2日前に突然給湯ボイラも成仏なさった。内部からの水漏れで、もはや使用不能。同じ年に2台のボイラ交換は避けたかったが、まるで示し合わせたように壊れた。
 暖房ボイラの交換を依頼した業者に頼み込み、連絡してわずか2日後に来てくれた。

 これまでの機種はナショナルのOW-4SB1F。食器洗いや洗面には全く使わないが、毎日入浴するので、使用頻度はそれなり。途中、13年目で灯油用の電磁ポンプが壊れたが、それほどマメにメンテナンスしていたわけでもなく、よくぞ持ってくれた。
 交換した機種は「壁掛右側排気」という前機種の条件から、CHOFUのIB-4764DKF以外の選択肢はなかった。
(壁に新たな排気穴は開けたくない)


 9時半に業者がやってきて、12時に終了。これまでより寸法が一回り大きくなったが、何とか違和感なく収まった。
 使用頻度が低い台所リモコンは今回はつけなかった。ケーブルはそっくり残したので、いつでも追加は可能。費用は材工共で145,000円。連続の工事依頼により、かなりサービスしてくれた。

 驚いたのは、点火してからお湯が出るまでのタイムラグがゼロに近いこと。ほとんど瞬間湯沸器のイメージで、これまで3〜4分の予熱が必要だったのがウソのよう。技術の進歩は速い。
 さらには、待機電力が2Wで1/5になり、燃焼時の消費電力も120Wで1/3に減った。いずれもカタログ値での比較だが、廃棄直前での実測値だと、さらに差は広がる。毎日のことなので、電気代が相当下がるものと予想される。来月の検針が楽しみだ。
 交換作業が無事に終わってホッと一息ついていたら、母の暮らす施設から電話。イヤな予感がして受話器を取ると、案の定母が明け方に部屋を抜け出し、つかまり歩きしながら、屋外非常階段につながるドアを開けて地上まで降りた形跡があるという。母の居室は3階なので、重大事故につながりかねない。
 非常階段へのドアは規則上施錠できず、現状の介護体勢では管理が困難なので、特養か老健施設、グループホームや介護付有料老人ホームなどの他施設を探し、早い時期に移って欲しいことを暗に言われた。
 訪問入浴の概算見積りも驚くような価格を提示され、今の施設にはもはやいられない感じだ。

 移るべき施設を現施設に探してもらうことは期待できず、やむなく演奏ボランティアで長年培ってきた介護施設系の人脈をフルに使い、次なる施設を模索中。すでに具体的に動き始め、ある程度の方向性は出た。
 移る施設を探すのは原則として家族の責任だが、病院や施設のケースワーカーが代行してくれる場合も多い。事実、これまで父や母の施設は全てケースワーカーにお任せしていた。

 入居者の介護度が変わると施設形態によっては、たちまち対応不能状態に陥るということ。ある程度承知してはいたが、いろいろな意味での「後出しジャンケン」には参った。