2012年1月30日月曜日

自宅PAの大改変

 ふと思い立って自宅2階の一角に常設してあるPAセットの大幅改変を試みた。
 発端はこのところしばし使ってなく、埃をかぶったままだったMDコンポ利用のPAセット。最後に使ったのがおよそ1年半も前のことで、その後コンパクトな弾き語り専用PAを2つ買ったこともあり、出番はほとんどなくなった。
 かっては自宅ライブを始め、施設訪問ライブや自主企画のカフェライブ等にも大活躍した。しかし、最近は弾き語り活動自体が街角ライブや施設系ライブ中心に移行しつつあり、家族の協力が必須で集客面でも難点が多い自宅ライブや自主企画ライブを、今後積極的に仕掛ける気持ちはいまのところない。

 住まいの有り様は時に応じて変わってゆくもの。思い出は大切にしたいが、変わることを恐れて過去にしがみついていては、新しい創造など望むべくもない。使わないPAはもはや無用の長物で、現状の生活スタイルに合わせ、部屋もすみやかに模様替えすべきと考えた。


 まずは自作のスピーカースタンドを分解する。簡単な構造なので、作業は難しくない。延長したコードも元の長さに戻し、MDコンポ一式を買ったときの姿そのままにベンチ角の空きスペースにセットした。

 ひとまず置いてはみたが、たまに使うとすれば焼いたCDのチェックと古いカセットテープの試聴くらいか。MDはダビング可能なダブルヘッド式だが、音源の保存がいまやICレコーダーによるマイクロSDカードとパソコンが主体だから、今後活躍する可能性は低い。これも時代の流れである。


 分解したスピーカースタンドの部材を利用し、主に介護施設でのライブに使っているローランドCM-30のスタンドにリメイクした。活動時にはマイクスタンドの下半分を使って設置しているが、自宅ではより安定し、インテリアにもマッチする木製自作品を使いたい。
 こちらは作りながら考えがいろいろ変わり、ちょっと手間取って完成まで2時間ほどかかった。

 高さはPA下端で91センチと程よい。後ろ側を壁につけてあるので、かなりの地震にも耐えられそう。なかなかいい感じに収まった。
 現段階では電池駆動のローランドMOBILE CUBEは使用時と同じカメラ用三脚を使って並べてあるが、これを書いているうち、CM-30の下側のスペースに支持台を新たに取付け、ダブルで設置できそうなことに気づいた。
 これに関する追加情報は明日以降。