ところがこの方に返信したメールがエラーで戻ってきてしまう。他のアカウントから試みても同じで、困り果てた。このブログをもし読んでいたら、確かに届いています、ありがとうございます、とお伝えしたい。
今回のライブでいくつか改良した部分は、だいたいうまくいった。マイクスタンド類を収納する袋の出し入れは格段にスムーズになったし、リストバンドを利用して備品を止める方式もまずまず。
ただ、リストバンドの力がやや弱く、肩にかけて歩いているうちに譜面台と簡易三脚が袋の下までずり落ちてしまう。最初から袋下端にくるよう、止め方には今後工夫が必要だ。
今回が2度目の簡易三脚もおおむね使える。譜面台の下半分を利用したもので、高さが足りないのでややあおり気味の撮り方になるが、軽いのが取り柄。上半分はマイクスタンドに取付けて使っているので、万一アタッチメントが壊れた場合、組み立てて普通に譜面台として使えるところがミソ。
今回新たに感じたのは、開始と終了時にちょっとギターを立てかけておくスタンドが欲しいな、ということ。一人で写真撮影する際や、終わるとすぐに話しかけてくる方に素早く対応するには、やはりギターをどこかに一時置きたいが、広場の壁は滑りやすくて立てかけ不能。やむなく今回は床に転がしておいた。
以前に作った木製簡易三脚があり、ギターケースのポケットに収納可能。だが重さが250gあって軽量化の流れには反する。悩ましい。
ライブの余談。撤収作業中に「あ、やってる!」と、高校生男子2名が近寄ってきた。「もう終わりだよ、ごめんな」と声をかけたら、「何か1曲歌って。さだまさしかエグザイル」ときた。
ずいぶん差のあるリクエストだなと思いつつ、妙に人懐っこいので「エグザイルは無理だが、さだまさしは少し歌うよ」と応えると、「あ、さだまさし好きだ。『灯籠流し』とか…」という。そりゃ「精霊流し」でしょと笑いをこらえつつ、片づけながらアカペラで少しだけ歌ってあげるとエラく喜ばれた。
10代にもフォークが浸透している事実にちょっと驚く。3種類の1ステージ構成で今後のチカチカパフォーマンスに臨みたい、と以前に記したが、もしかすると場や時間に関わらず、特化した歌に応じた聴き手が自然に集まってくるのかもしれない。
当分の間手探り状態は続くが、地下歩行空間がやるたびに新しい出会いと発見がある刺激的な場であることに変わりはない。