2011年1月14日金曜日

雪の建築士定期講習

 雪は降り止まず、雪下ろしをしたばかりの車庫にも、再びかなりの雪が積もった。一冬2度の雪下ろしはカンベン願いたいが、予断は許さない近ごろの空模様。
 今日は都心の建築専門校N学院で、3年に一度義務づけられている建築士の定期講習がある。早朝に除雪で手間取るのを避けるため、除雪車が通った直後の前日夜半に車庫前の除雪は済ませてあった。

 記録的豪雪となってしまい、交通の滞る1月に受講申込をしたことを少し悔やんだが、後の祭り。JRで会場に行くべきか、少し遠い地下鉄で行くべきか当日まで迷ったが、雪の影響を受けず、降車駅から会場まで近い地下鉄を最終選択した。
 最寄りの地下鉄駅までは車で10分弱。駅ビルに丸一日停めても600円という、格安の駐車場があることをネットで知った。郊外の道なので、そう混雑せずに着くだろう、と読んだ。


 朝7時に起き、妻の作ってくれた弁当とお茶を積んで、早めの7時50分に出発。講義は午前9時開始なので、十分に余裕があるはずだった。しかし、幹線道路に入ったとたん、車が全く動かなくなった。予想を超える大渋滞だ。家を出て30分を過ぎても、駅はまだ遥か彼方。とても間に合いそうにない。
 時間に遅れると受講はできないが、ひとまず会場にだけは行って、次の受講日に変更してもらう可能性にかけようと、気持ちを切り換えた。

 途中、ふと駅ビルへの裏道があったことを思い出す。思い切って幹線をそれてみたら、スイスイ走って、8時31分に駐車場に入れた。もしかすると間に合うかも…。
 その後ハヤテのように駅ビルを駆け抜け、8時39分発の地下鉄に飛込む。乗ってしまえば地下鉄は速い。12分後の8時51分には目的地の札幌駅に着いた。

 長い階段を駆け上り、前日に調べてあった最短距離の出口に突進。地上に出て再びハヤテに変貌し、青の点滅信号を2つギリギリで走り抜け、目的の札幌ファクトリー3号館4階会場に滑り込んだのが、開始1分前の8時59分。まるで奇跡のように間に合った。
 胸の動悸と気持ちが落ち着くのに1時間近くを要したが、講義は無事に終了。終了後の考査(試験)も、昔の建築士試験とどこか似通っていて、まずまずの手応え。17時半に長い一日がようやく終わった。

 今回の会場を選んだ最大の理由が受講料の安さで、財団法人系は多くが15,750円のなか、破格の12,000円。なぜだろう?と思っていたら、講師は教室に一人もいず、4台の大型液晶モニタがあるだけ。すべての講義が全国の会場をネット回線で結んだバーチャル講義なのだった。これは安くなるはず。
 しかし、テキストや講義内容に手抜きはなく、余程入念に調整しているのか、講義は1分のロスもなく、定刻通りに小気味よくトントン進んだ。仕事も趣味もネット中心で進めているまさに私むき。時代は見る間に進んでますな。
(教室写真は休憩中に撮影)