2009年10月7日水曜日

次への備え

 還暦コンサートを聴きに東京から来ていた友人が午後に帰った。10年に一度の巨大台風が接近中だが、わずかのタイミングで遭遇せずに済んだ。中秋の名月もそうだったが、今回のコンサートは月も星も空も味方してくれる。
 その友人を札幌駅まで送りつつ、夏に仕上げた仕事の画像をA3版に印刷したものを、取引先に届けてきた。これでやっと請求書を送ることができる。
 戻ってから、1ヶ月後に迫ったシャンソンコンサートの案内状を印刷する。メイン画像は昨夜までにようやく仕上げ、お店のオーナーの了解も得た。
 デザインは最近よく使うパターンで、写真素材を数枚合成したもの。お店の内部写真や季節の風景、食材や観葉植物など、日頃撮り溜めたオリジナル素材ばかりだ。
 これらを単純に並べるだけでなく、色や大きさを変化させつつ、レイヤー合成で境界をぼかしながら配置。秋から冬へと移ろう季節感がうまく出て、なかなかいい感じに仕上がった。


 店内掲示用にA4版1枚、個別案内用に15枚を印刷したが、実はこのコンサート、すでにほぼ予約が埋まっている。小さなお店なので、予約数を制限せざるを得なかったこともあるが、案内状ができる以前に、問合せ等から順に席が埋まってしまった、というのが実情。
 もしかすると、(聴いてみたかったのに…)という方に、不義理をしてしまうかもしれない。この場を借りて、早めにおわびしておきます。

 ちなみに、予約してくださった方々の大半は、先日の還暦コンサートとは重複していない。私の全く知らない方々が、口コミで聴きにきてくださるらしい。大変ありがたいことで、シャンソンに対する潜在ニーズは、予想をはるかに超えるものだった。
 今日は気分を一新する意図もあって、久しぶりに予定曲の練習をしたが、まだまだ還暦コンサートの余韻が頭と身体に残っていて、いまひとつ気分にズレがある。もう少しのリハビリが必要のようだ。
 気持ちの切換えがあまり得意ではないので、続けざまのライブは私には難しい。ハードなライブの場合、最低2週間は間隔をあけないとだめだ。連日のライブを苦もなくこなせる人が、少しだけウラヤマシイ。