2009年10月24日土曜日

シャンソン・リハ

 久しぶりの秋晴れで、自宅のナツヅタと楓の紅葉もピーク。楓は一番高い部分の葉が落葉し始めた。見事な秋晴れだ。
 夕方からシャンソンコンサートのリハがあり、14時ころから準備。還暦コンサート同様、完全なる「持込みライブ」なので、全機材を持参する必要がある。今回は背景にあるガラスドアを隠す布スクリーンもあり、持ち物はさらに増える。ちょっと考え、普通は2個持参するスポット照明を、1個だけにした。

 今回は背景にあるガラスドアを隠す布スクリーンもあり、持ち物はさらに増える。ちょっと考え、普通は2個持参するスポット照明を、1個だけにした。


 機材のセットは予定通りに進んだが、手違いが2つあった。
 ひとつは背景に吊る布スクリーンで、当初は長い布の端部に棒を通し、その棒の両端をガムテープでドア枠に止める予定でいた。しかし、うまく止まらない。強力な布製ガムテープだったが、予想外の重さだ。
 あれこれ考えていたら、天井の隅にネジ式のフックを発見。あちこち探すと、2個見つかった。これを適当な位置に移動し、棒の支えにしてみたら、ぴったり止まった。

 もうひとつの手違いは、右側のスピーカーの音が出ないこと。最近たまにあったが、いつもリセットすると復元していた。しかし、この日はどうしても戻らない。時間が虚しく過ぎるので、ひとまずリハーサルは片方のスピーカーだけで進めた。
 タイプ別に5曲を順に歌う。会場の音の状態は自宅スタジオとほぼ同じ。スピーカーは1個でも、建物がコンクリート製なので、音はよくはね返ってくる。メインボリュームもリバーブ(効果)も、自宅と同じ数値で問題なかった。
 店主のM子さんに聴き手になってもらったが、「いい歌」と、すっかり感激。ほぼいけそうな感触である。本番が待ち遠しくなってきた。

 予定より遅れて、午後6時にリハーサル終了。帰路、還暦コンサートを見届けてくれた友人宅に立ち寄って、お祝い返しを直接手渡す。気になっていたことが、またひとつ片づいた。
 帰宅後、スピーカーの調子を再度チェックしてみたら、やはり右側の音が出たり出なかったり。思いついて片方の端子に2つのスピーカーをつないでやると、ちゃんと両方から音が出る。修理すべきか否かは難しい判断だが、最悪の場合はこの方法で凌ぐことにしよう。