試運転もかねて暖房ボイラを点けようと思ったが、さすがに少し早過ぎる気がした。そこでまずはボイラのカバーを外し、不凍液量を点検し、内部をざっと掃除。最近になって点火時に石油臭が少しするようになったが、夏に業者に相談しても、「たぶん寿命です」と、取り合ってくれない。
素人なりに排気管回りなどを点検してみると、排気管と壁スリーブの間に、わずかなズレを発見した。もしかしてここから排気臭が逆流か?と思い、外に回って調べると、数ミリの緩みがある。
もう一度室内に戻り、スリーブを手で締め直すと、緩みはひとまず直った。
夕方になってついにボイラを点けた。去年は10/26に、一昨年は10/16に点けたと記録にあるから、かなり早い。しかし、現実に室温が上がらないので、仕方がない。
点火時の臭気はひとまず治まっていて、排気管の調整が臭気の要因だったのかと、悦に入っていたが、数時間経ったら、やっぱり少し臭ってきた。これが一時的なものかどうかは、まだ分からない。しばらく様子をみたい。
還暦コンサートにわざわざ帯広から来てくれた長男の小学校時代の女友達から、ていねいな感想の手紙が届いた。家族で歌ったステージ写真が4枚同封されている。
「素晴らしい夫婦愛、家族愛のシーンに立ち会えて感激し、幸せな気持ちでした。お腹の子のよい胎教になりました」とある。
彼女は介護関係の仕事をしているそうで、ヒソカに私のHPやブログを読んでいてくれたとか。若い世代からの反応は、高齢者と並んでとてもうれしい。開演前に息子から紹介されたが、とても感じのよいお嬢さんである。
(もしや息子と特別な関係か…)と思わずあらぬ妄想を抱いたが、「もうとっくに結婚しているよ。お腹に赤ちゃんもいるよ」とあとで息子から聞かされ、ちょっとガッカリした。
このような女性に新しい家族として加わって欲しいと願うのは、やっぱり親の身勝手な妄想か?
還暦コンサートには、末の息子の友人も4人参加している。妻の職場の友人、Sさんの中学生の息子さんも最後まで聴いてくれたそう。先の女性や我が家族も含めると、全部で10名の若い世代がコンサートを見届けてくれた。
コンサートの詳細レポートはまだ記してないが、セットリストはこの幅広い聴き手の層をある程度意識したものになっている。悩みに悩み、幾度も修正を加えたが、結果としてうまく収まった。
夜、シャンソンの練習と、森のコンサートの選曲をやる。シャンソンはかなりいい感じに仕上がってきた。今日でようやく気持ちの切換えができた気がする。