2009年10月10日土曜日

手製譜面台ライト

 起きたら快晴。午後から雨の予報は出ていたが、溜まっているシーツ類を洗う。今日は5枚をまとめて洗ったが、まだ3枚残っている。還暦コンサートの名残は、なかなか消えない。

 午後3時過ぎに空模様が怪しくなってきたので、早めに取り込む。直後に雷鳴がとどろき、激しい雨。雷はかなり遠いので、電話回線やモデムの電源は抜かなかった。それぞれ雷ガードもつけたので、かなり安心感はある。
 以前から考えていた譜面台ライトを作った。買うとそれなりの価格で、廉価品でも1,000円は下らない。暗い夜のライブで、譜面台に光が当たらない場合に必要だが、この5年で必要性を感じたことは一度もない。
 しかし、いつ何時そうした場面に遭遇しないとも限らない。緊急性は低いのでわざわざ買わずに、何とか手製で準備したかった。


 100円ショップで使えそうな小型ライトは買ってあったが、プラスチック製だったので、落とすとすぐに壊れた。そこで今度はアルミ製の丈夫なものをSeiaで調達した。LEDなので、明るくて長持ちする。電源は汎用性のある単4電池3本。
 問題はこれをどう譜面台に取付けるかだが、ストラップ用の小さな穴が斜めに開いていて、これを使えば何とかなりそうな感じだった。

 照らす角度と距離をまずテスト。およそ5~6センチ離れた位置から斜めに照らしてやれば、A4サイズの楽譜をカバーできることが分かった。
 木材の端材を利用し、写真のように完成。譜面台側はノコで切り込みを入れた木材の端部を差し込むだけ。ライト側は木材の端部に打込んだ釘(頭をニッパーで切断したもの)に、ライトに開いているストラップ用の穴を差し込んだ。
 テストしてみると、シンプルだが丈夫。実戦でも使えそうだ。
 この種の手作りライブ用品は、今年になってからかなり作った。スポット照明、自立式スピーカースタンド、ギター用足台、ギタースタンド、ギターハンガーなどなど。
 どれも実戦でよく役立ってくれて、スポット照明付きの自立式スピーカースタンドは、先日の還暦コンサートでも、不都合なく機能してくれた。おかげでレンタル料が浮き、運営費用をかなり節約することができた。

 ライブ活動はしょせん趣味の活動なので、余分な支出は極力避けたい。DIYはその対策としての切り札になりつつあるが、どう作るか試行錯誤し、イメージ通りにぴったり決まったときの喜びは格別。一挙両得なのでアル。