すぐに弦を外し、もう一度ボンドで入念に修復。「サドル」と呼ばれる弦の高さを調整する部品を差し込む隙間が、亀裂のせいで広がっているので、ついでにここもボンドで埋め、隙間を狭くすることにした。
完全に硬化するには24時間必要で、写真は12時間後の様子。隙間は完全に埋まったように見えるが、問題は弦を張ってからだ。弦を貼るとネック側に強い力で引っぱられるので、また亀裂が広がる可能性がある。
10月に大事なライブがあり、出来ればこのエレアコでやりたい。しかし、万が一使えないとなると、古いモーリスギターでやるか、新しいエレアコを買うかである。あれこれ考えるとすっかり目がさえてしまい、昨夜は明け方までネットでエレアコの価格調べをやっていた。
前回は2万円の廉価品を買ったが、中国製だったのがマズかったかもしれない。音は悪くはないが、こう簡単に壊れてしまうのは考えもの。買ってからすでに4年が経っているので、「減価償却は済んだ」と考え、この際買い替えるという選択肢もある。
いろいろ調べると、オベーションの8万円のエレアコが、バーゲンで4万くらいで売られている。修復後の調子次第だが、心づもりはしておかねば。