2009年9月4日金曜日

自転車タイヤ交換

 昨日、久しぶりに妻の自転車に乗ったら、エラく乗り心地が悪い。後輪がガタガタぶれる感じで安定せず、ブレーキも前輪がわずかに効く程度。
 降りて確認してみたら、後輪のタイヤに全周に渡る亀裂があり、中のチューブが一部見えている。よくこれでパンクもせずに乗っていたものだ。早急にタイヤ交換をする必要があった。

 物置を調べてみたら、以前に自転車を廃棄処分した際、まだ傷んでなかった前輪のタイヤが捨てずにとってあった。サイズを調べると、ぴったり。これを使うことにし、急ぎの仕事も終わった今日、一気に交換した。
 タイヤは後輪が特に傷みが早い。乗る頻度にもよるが、毎日乗ればおよそ3年くらいが限度かもしれない。
 交換は自転車屋やホームセンターなどでもやってくれるが、だいたい3,000~4,500円が相場か。前輪より後輪が高い。後輪は分解が非常に面倒で、時間がかかるからだ。


 後輪のタイヤ交換は以前にも数回やったことがある。写真は全体を分解し、新しいタイヤをまさにセットしようとするところ。左下に傷んだタイヤをアップで載せた。
(網のように見える部分がゴムの切れた部分)
 車輪を車体から外さないと、タイヤやチューブの交換は出来ない。前輪の場合は車軸を固定しているナットを2個ゆるめるだけで簡単に外れるが、後輪の場合は以下のパーツを順にすべて外す必要がある。
(変速機なし、チェーンカバー付きママチャリの場合)

・ブレーキユニット固定ボルト(2個)
・ブレーキワイヤー固定ボルト
・車軸固定ナット&ワッシャー(2個)
・泥よけステー
・スタンド
・チェーンカバー固定ボルト(2個)
・チェーン(チェーンを外さないと、後輪は外れない)

 ボルト類はなくさないよう、順に並べておく。全部外し終えたら、チューブバルブをゆるめ、空気を抜いてからタイヤレバーを使ってタイヤを外し、新しいタイヤをはめる。
 あとは逆の順で組立てる。
 難しいのは、「チェーン引」という車輪の前後位置を調整する金具の組立てと、車輪を回転軸の中心にブレなく固定することか。チェーンとブレーキワイヤーの張り具合を調整する作業も手強い。
 自転車で日本一周をした経験があるので、パンク修理はもちろん、ベアリングのグリースの詰替えや、チェーンのコマ詰めまで自分で出来るが、DIY難易度は非常に高い。後輪に限れば、最高難度の5。自信のない方は、素直にプロに頼んだほうがいい。