ライブそのものの出来もまずまずだったが、何より、こうした厳しい条件下でもライブを計画通りに乗り切れたことが、最大の収穫である。
参加者は私たち夫婦を含めて8名。初参加の音楽仲間ご夫妻もいて、静かな広がりと手応えを感じたひとときであった。
この日のセットリストは、以下の通り。
第1部 "萌える命"
「展開」「思い出のグリーングラス」「カントリー・ロード」
「昭和46年7月…」「宵待草」「八月の宵」
《歌謡劇 "16歳の夏"》
「オニギリ」「蒼い星に抱かれて」「スイカ」「岬への道」
第2部 "永遠の命"
「涙そうそう」「いつか見た青い空」「まあるい命」
「いのちかえす日」「永遠の木」「あしたの君へ」
Extra stage/TOMunit
「Come to my bedside」「僕の胸でおやすみ」「夏・二人で」
「TOMunit」は、音楽仲間の西やんとのセッションで、自宅ソロライブとしては初の試みだったが、入念に調整したかいあって好評だった。
この日のテーマは「命」で、それに季節感を加味しつつ、全体を構成した。茶話会では「過去最高の出来」との声もあり、妻の評価も「声がよく出ていた。無用なMCも少なく、よかった」と好意的。
どんなに忙しくとも、毎日30分くらいの練習を重ねると、声の調子はキープ出来ることを今回発見した。やはり練習は裏切らないのでアル。
メンバーがそろったので、少し早めの2時50分に始めたが、1~2部の時間はピッタリ1時間。その後のExtra stageでは準備も含めて20分を費やしたが、全体としてはコンパクトにまとまっていたと思う。
終了後、場にやや余韻が残り、「Wアンコール」の声も上がったが、曲の準備がなく、そのままお開き。アドリブで何かやろうかと一瞬迷ったが、またの機会としたい。
反省点は、全体として場がシンミリし過ぎたことか。ラストで手拍子の出やすい「あしたの君へ」を持ってきたが、1~2番まで進んでも場は静まったまま。間奏で「拍手してもいいですよ」と声をかけたが、直後にストロークを一瞬ミスった。
これまたたいした問題ではないが、いつも締めるバンダナをすっかり忘れてしまい、1曲目終了後に気づいて締めるという失態。茶話会の準備やリハも含め、あれこれやることが多いと、何かがこぼれてしまう。
幸い、モニターも含め、PAはほぼ完璧だった。西やんとのセッションでもハウリングは皆無で、音のバランスもぴったり。すべて100%は至難の業だが、まずは及第点と評価していいだろう。
茶話会は午後7時30分まで延々と続いた。新旧のメンバーが入り交じり、楽しい時間を過ごした。詳細は後日、メインサイトにて。