2009年7月18日土曜日

地デジ対応テレビ設置

 木曜に届いたまま、放ってあった新型の地デジ対応テレビ「東芝REGZA-32H8000」を、ようやく組立てた。まずは古いテレビをどかし、棚を清掃する。新型テレビは幅が20センチも広くなるので、棚に載っていた書類ケースを下に移動し、設置場所を確保した。

 既存のアンテナケーブルを2本つなぎ、手持ちのDVDプレーヤーの入出力ケーブル2系統をつなぐ。本体が軽いので作業はしやすく、ゴミの片づけも含めて、およそ1時間で終了。以前にやったBS内蔵DVDプレーヤーの設置よりも、はるかに楽だった。
 プロに頼む人も多いようだが、DIY難易度は5段階の2程度か。
 さっそく電源を入れてみると、全チャンネルが一発で映った。我が家のある札幌市北区はUHFアンテナの調整が必要なく、ただつなぐだけでよい。
 その後、夕方まであれこれ試す。映像は予想を越える美しさと緻密さで、これまでのアナログ映像がなんだったの?というのが正直な印象。直前になってターゲットを倍速対応の製品に変えたので、スポーツなどの動きの激しい映像でも、残像は全く気にならない。

 これまでは地上波7チャンネル、BSアナログ2チャンネルの視聴だったが、買い替えにより、地デジ7チャンネル、BSデジタル11チャンネルと、ちょうど倍になった。
 特にBSデジタルは民放でもCMが少なく、スポーツや映画、紀行ものなど、好みの番組が満載。私も妻も夕食まで珍しくネットをやらず、ずっとテレビに魅入っていた。これはしばらくヤミツキになりそうだ。
 画面は32型だが、以前の24型と比べるとワイド画面のせいか、すごく大きい。我が家は食卓の真ん前にテレビを置くが、これまでの座る位置だと大き過ぎて見づらい。そこで座る位置を1席分遠くしたら、やっと見やすくなった。
 スピーカーはこれまでの6Wから20Wに増え、しかもステレオ。試しに接続したDVDプレーヤーに音楽CDを入れて聴いてみたら、ちょっとしたミニコンポなみの音である。

 VHSビデオやDVDもこれまで通り、普通に見られる。録画は内蔵HDで簡単に出来るが、チューナーが地デジとBSそれぞれ2本入っているので、録画しつつも、好きな別のチャンネルを自由に視聴可能。
 面白いのは、このWチューナー機能を利用し、同時に2つのチャンネルが見られること。画面は半分ずつになるが、音はメインスピーカーとイヤホンとでそれぞれ聴ける。ひょっとして、チャンネル争いから解放されるか?

 アナログ映像に変換されてしまうが、撮った映像を手持ちのDVDプレーヤーに転送し、DVDに焼くことも出来る。消費電力は116Wで、これまでのテレビとほぼ同じ。BS内蔵DVDプレーヤーの50W分が今後ほとんど使わなくなるので、電気代はかなり下がるはず。