2009年7月5日日曜日

木製ギタースタンド

 朝9時から町内会の草刈り共同作業があった。恒例行事だが、もちろん強制ではない。しかし、根が小心者で「防犯部長」という役員を務めていることもあり、毎年欠かさず出ている。

 午後からはギタースタンドをリメイクした。ギタースタンドは手製と市販品をひとつずつ持っている。手製のものは作って5年になるが、エレアコのシールドケーブルをつけたままで使った際、コネクタ部が土台にぶつかってうまく収まらず、ずっと不便を感じていた。
 当時は普通のギターしか持っていず、それに合わせて作ったので、やむを得ない。


 上の写真のような既存の木製ギタースタンドを、市販品のようにエレアコのシールドをつけたままでも使えるように改造する。昨夜からスケッチを重ね、手持ちの材料で何とかうまく改造する方法を考えた。

 土台になる板を横でなく、縦に2枚並べ、ギターのボディが収まる部分をノコで斜めに切り取ってやればいいことに気づく。ここにたどり着くまで、丸一日かかった。


 制作過程は省略し、完成したのが上の写真。右のように、シールドをつけたままでも、ぴったり収まる。めでたし。

 ボディやネックとスタンドが接する部分は、古いカバンを解体した皮や柔らかいゴムホースなどでカバーしてある。DIY難易度は5段階中の3あたりか。土台の木材を斜めに切り取る作業が面倒で、左右均等に当たるように、3度も調整した。
 買ってしまえば数百円のものだが、「手間暇をかけ、自分の手で作る」というところに深い意味がある。理解者は少ないでしょうけど。
 その後、今月中旬あたりにヒソカにやりたいと思っているプライベートライブに備え、黙々と練習。故あって、PAは全く使っていない。
 あくまで「やれたら」の前提だが、予定しているのは、アウトドア路上系の、非常に孤独でストイックなライブである。

 これからのライブひとつひとつが、「いかにして生き、そして死んでゆくか」を自分に問う、抜き差しならないものになってゆくと思う。その意味でも、ぜひとも実現させたい。「終わりの鐘の音」は、もうかすかに鳴り始めている。