2009年1月15日木曜日

ゴミとの闘い

 札幌では今年の7月からゴミが原則的に有料となり、分別もいっそう細かくなって、収集方法も非常に煩雑になる。
 先日、町内会の役員会議で概要が提示されたが、とても覚えきれない。現状でも曜日の感覚に疎い高齢者などは、よく間違えた曜日にゴミを出しているが、それでも「水曜日は燃えないゴミ」などと曜日毎に出すゴミの種類が決まっているから、まだまし。

 それが今度は、「燃えないゴミは毎月第1水曜日」「プラスチックゴミは毎月第2・第4木曜日」「燃えるゴミは毎週火曜日」などと、相当のヒネリが加わる。
 燃えるゴミと燃えないゴミは1リットルあたり2円の有料で、これはある程度やむを得ない処置であろう。しかし、この複雑な指定日をいかにして覚えようか。パソコンのスケジュール表にでも頼らざるを得ないか。


 ゴミ収集の複雑化と有料化、そしてゴミ袋として重宝していたスーパーレジ袋の有料化に備え、9年間使っている台所の分別ゴミストッカーの大幅改修を試みた。
 有料ゴミは袋いっぱいにして出すほうが得だし、他のゴミも収集間隔が開くので、長期間の家庭内保存に耐えうる体勢にしたい。さらに、レジ袋の減少対策として、市販のゴミ袋にも、これまでよりたくさんのゴミを詰め込めるようにしたい。
(資源ゴミは今後も無料で、家庭毎に何らかの袋の準備が必要である)

 これまで使ってきた手製の分別ゴミストッカーは、毎週必ずレジ袋に入れて出すことを前提にしていて、構造は極めておおざっぱ。木枠を作って底と手前にのみ板をビス止めし、枠の一部にレジ袋を吊るすビスを止めただけだった。
 収容力を増やすためには空瓶やペットボトルなどはその都度袋に入れず、直接箱の中に溜めておく仕組みにする。溜める袋もレジ袋対応でなく、市販のゴミ袋もすっぽり入る仕掛けにする…。
 だいたいこんな意図で改良を進めた。
 改良後が下の写真。底と手前だけだった板が、全周に取付けられ、中央底部にも仕切り板をつけた。左手前には市販のゴミ袋をセットしてプラスチックゴミ入れに、その奥に乾電池とプリンタ廃インクの袋を吊るし、右手前の空間にはビンなどの資源ゴミを直接入れる。その奥には唯一のレジ袋の中に燃えないゴミが入っている。
 ちなみに、生ゴミ&燃えるゴミ用には別のペダル蓋つきストッカーがあり、手前に置く。また、ストッカーの上には天板を載せ、炊飯ジャーを置くなどの作業台として使っている。

 ほぼこれでやり繰りできる体勢が整った気がするが、7月からはこのほか、「雑紙」「枯れ草&木の枝」という新しいゴミの分類が追加され、それぞれ新規の収集日が指定されるそうだ。必要なことなのだろうが、ちょっとウンザリ。
 ゴミとの闘いも、のっぴきならない状況になりつつあるようで。