過去の記録を調べてみたら、700曲突破がちょうど2年前のことで、ブログでもちゃんとふれていた。このペースだと、あと4年で1000曲の大台に乗ることになる。それまでつつがなく活動を続けていけたらよいが。
無闇に数を増やすことにさしたる意味はないが、ひとつの節目であることに間違いはなく、現状の活動スタイルを継続するなら、ある程度の曲数は必須条件となる。
電子譜面のデータベースには大雑把なジャンル分けをしてあるが、内訳は多い順に以下の通り。
・フォーク系/256曲
・POP系/198曲
・洋楽系/102曲
・演歌系/93曲
・唱歌系/80曲
・オリジナル74曲……合計803曲
弾き語りを始めた出発点がフォークなので、さすがにフォーク系が多い。他のジャンルの順位も妥当なところで、地区センターやチカホで人気のある昭和歌謡のリクエストが今後増えれば、いずれフォーク系を凌駕するかもしれない。
基本的に譜面を見ないと弾けず、歌えないので、暗譜を旨としている方と比べると価値は下がる。いにしえの流しの方々は偉大である。
このところリクエストが急増しているのは演歌系で、デイサービスを始めとする介護施設や、チカチカパフォーマンスでのリクエストの大半を占める。演歌人気は根強い。
弾き語り活動を本格再開した10年前にはほとんど歌えなかったが、必要に迫られて練習するうち、それなりに評価されるようになってきた。
目下練習中の8曲はいずれも演歌系で、いろいろな場でリクエストの出たものばかり。
「リンゴ村から」「別れの一本杉」「旅姿三人男」「花笠音頭」「影を慕いて」「長崎の鐘」「二輪草」「雪椿」
「宿題」として反復練習し、次回のために備えるが、その「次回」がないこともある。別の場で自らすすんで歌う可能性も、いまのところ低い。
しかし、どのような場であれ、「リクエストが出た」という事実は無視できず、世のニーズの一断片を切り取っていると考えたほうがいい。
同じ経緯で会得し、その後徐々に得意曲へと変貌した「少年時代」「宗右衛門町ブルース」「池上線」「吾亦紅」という曲の例もある。求められたら毛嫌いせず、まず歌ってみることだ。