あまりに集中すると煮詰まってくるので、遅い昼食をとったあと、気分転換と運動をかねて自転車で3.5キロ離れたトライアルまで買物に行った。
主な目的は、牛乳を買ってくること。近場のスーパーよりも20円安い。ナマモノなので買い置きが難しく、切れるたびに買いに走る。
往復で7キロあり、車で行くとガソリン代だけで、概算値56円が必要だ。計算根拠は以下の通り。
・2014年走行距離:2,875km(車両保険の申告書より)
・2014年ガソリン代:22,000円(青色申告経費帳より)
22,000÷2,875km=7.65→8円/km
その年ごとにガソリン価格や燃費の違いはあるが、7年前に新車に買い換えてから、ほぼ同じような数値である。
(試算には車の維持費や減価償却費は含んでなく、それらを見込むと数値は上がるが、今回は考えない)
(試算には車の維持費や減価償却費は含んでなく、それらを見込むと数値は上がるが、今回は考えない)
安い物を買いに遠い店まで車を飛ばすのはよいが、往復のガソリン代を上回るほどお買い得かどうかは、およその往復距離に、この「8円/km」を掛けて見合うかどうか?が目安となる。
冬の間、週初めに車で一巡したディスカウント・コースは10km近いが、充分それに見合うコストダウンが見込める。しかし、今回のように牛乳1本では全く割に合わず、それなら歩いて近場のスーパーで買うほうが割安だ。
価格的には割高でも、別のプラス要素がある場合は別。買物に出たついでに、美味い回転寿司を食べたり、洒落たカフェに寄ったり、公園で季節の花々を眺めたりなど。世の中、全てがお金だけの価値判断で動いているわけではない。