2014年4月8日火曜日

抗不安薬の効果

 先月末に処方された心臓用抗不安薬の効果を報告に、昨日再度循環器科に行った。「もし10日間のうちに1錠も飲まなかった場合は、その旨電話で連絡してください」と言われていたが、4日目の深夜に少し不整脈が発生したので、言われた通りに1錠飲んだら、すぐに治まった。
 その後不整脈や動悸は発生せず、思っていたよりも薬が効いていることが判明。昨日はその経緯の報告だけのつもりでいたら、「もう7回分出しておきましょう」との医師のツルの一声で、同じ薬(ワイパックス)が合計21錠も処方された。

 医師の話によると、症状の激しい人は1錠飲んでも治まらず、続けて3錠飲むらしい。つまりは3錠×7回=21錠である。
 私の場合はいまのところ1錠で効いている。ちょっともらいすぎの気もするが、これで当分は循環器科に行く必要がなくなった。


 私の不整脈には2種類あって、心臓の一部がピクリと震え、動悸が一瞬強くなる(飛ぶ)ような感じ。これが時に日中でも、数分おきに続く。
 もうひとつは雪かきなどの激しい運動後や、布団に入った直後、あるいは明け方近くに、動悸が突然倍くらいのペースで早くなるもの。この症状が出ると深呼吸や心臓マッサージをするが、だいたい10回くらいで自然に収まる。

 過去に3度精密検査を受けたが、いずれも心臓そのものには何ら問題がない。それでも不整脈は出る。要はストレスによって引き起こる心因性の不整脈であるということで、やむなく市販の「救心」という薬をこれまで飲んでいた。
 救心は今回病院でもらった薬、ワイパックスと効果は似ているが、ワイパックスが飲んで10分くらいで症状が治まるのに比べ、救心は効くまでにやや時間がかかる。漢方系の薬なので、やむを得ないか。
 価格は救心のほうがやや高め。1粒50円程度で、これを1回に2粒、1日に3回飲む。つまり、1日300円という計算になる。
 循環器科で医師の診断の元で処方されるワイパックスは、診断料こみで1錠50円ほど。私の場合、1日に3錠も飲むとは考えにくいが、その条件でも1日150円で済む。

「軽い症状でもすぐに飲むこと」と念を押されたので、今日の明け方にも1錠飲んだ。残りは28錠。症状が出るたびに繰返し飲むことで、完治する例も数多いそうなので、期待してみよう。