2013年6月21日金曜日

財布の買い替え

 いつ買ったのか、まるで記憶にない財布の傷みが激しく、コインケース部分には穴があき、いまにも小銭がこぼれそうな有様。「ボロ財布を使い続けると、お金が寄ってこない」などという都市伝説・風水占いなどもあり、いよいよ買い替える気になった。
 いざその気になって探してはみたが、なかなか適当な品に遭遇しない。安くて実用的であればよく、予算は2千円以内。近所のディスカウントショップで千円の品を見つけ、あやうく買いそうになったが、デザインがやや派手で、結局やめた。


 一昨日のライブの帰路、途中にあるイトーヨーカドーに寄ってみたら、多数の財布が売場に溢れてはいたが、5千円以上の高級品ばかり。(「5千円が高級」というのは、あくまで私の価値観です)低予算では無理かと諦めかけたが、壁際の目立たぬ場所に、ひっそりとバーゲン品コーナーを発見。
 千円と2千円の品が山積みで、熟慮のすえ、写真の千円の品を買った。安い中国生産だが本牛革なので、手触りはしなやか。
 色はこれまでと大差ない濃いセピア色だが、決定的に違っているのは形状が「縦長二つ折り」であること。免許証入れをかねるシステム手帳と似たような形状で、幅が狭いその分、いつも入れておくズボンの尻ポケットにも違和感なく収まる。
 カード入れがこれまでより少なくなったが、私の生活にはこれくらいで充分。生きていれば、また10数年大事に使い続けることだろう。