開始15分前に着いたが、店にいる客は2人のみ。前回も似たようなものだったので、珈琲を飲みつつ、マスターと雑談して時間をつぶす。
開始予定を1時間過ぎて、ようやくコズエさんがやってきたが、風邪で喉をつぶしてしまい、今日は歌えないとのこと。ほどなくして最初からいた2人が帰ってしまう。今日はライブなしで、音楽談義で終わりか?まあ、歌ナシでもそれなりに楽しいのでそれもいいか、と思い始めた矢先、常連のカッパさんが遅れて登場。
16時30分になって、ようやく始めようかとなったが、体調が悪いというコズエさんがここで退出。残った3人で始めることになり、来た順で私が最初に歌い始めたら、1曲目の途中で2人の女性(母子)がやってくる。
この方は近所の実家にやってきて、たまたま道端で知り合いのカッパさんを見かけたという。かなりの偶然だが、こんなこともあるのが人生だ。
この日は以下の3曲を歌った。
「Let it be」(洋楽POPS・オリジナル訳詞)
「誰も知らない夜」(フォーク系オリジナル)
「男と女のお話」(昭和歌謡)
いつものようにPAなしの生歌で、カウンターの席に座ったまま歌った。(3曲目のみ立って歌う)これといった冒険はしていないので、まあ普通の出来である。
あえて収穫と言うなら、3曲目の「男と女のお話」を譜面を見ずに歌えたことか。実は「Let it be」も、ほぼ譜面なしで歌えている。先月、同じ場で話題になった暗譜、やる気になればそれなりにやれることが分かった。進歩といえば進歩と言える。
その後、母子連れで突然やってきたナオミさんを含めた3人の歌が休みなく続き、18時30分で一段落。店は20時まで開けているということだったが、私はそのまま帰ってきた。
来客の延べ人数は7人、歌い手はオーナーを含めて4人という結末で、発展途上のカフェ定例ライブ、定着するにはまだまだ時間が必要のようだが、「ゆるくて勝手気まま」という音楽本来の楽しみは、ちゃんと保たれているのだった。