ノコの入りづらい場所であることが大きな理由だったが、こちらも切り詰めたほうが雨水の流れがよくなるのは明らかである。
作業の邪魔になる東側のツタを全面撤去し、西側中間地点に補強柱を先日追加したばかり。やるならいまである。
2年前に切り取った南東柱は25ミリ。今回は考えたすえに、10ミリ少ない15ミリを切断寸法とした。ノコの切断がスムーズに運ぶよう、予め脚立とジャッキを使って玄関前の小梁をジャッキアップ。おかげで切断は簡単に終えた。
下端の木材をハンマーで撤去してみると、やや腐食が進んでいる。建ててすでに13年が経つので、やむを得ない。続いて柱と束基礎相互を固定している2本のコーチスクリューボルトを外し、さらにジャッキも緩めた。
この時点で柱は自重によって限りなく束基礎に近づくはずだったが、なぜか宙に浮かんだままである。どうやら先日入れた中間部の柱が効きすぎているらしい。
冬の積雪でいずれは下がってくるのは明らかだったが、そこまで放置するわけにはいかない。屋根に昇って何度かジャンプしてみたら、ようやく5ミリほど下がったが、まだまだ足りない。
日が暮れてしまったので、今日の作業はこれで止めておいた。柱下端を束基礎まで下げる手段については、時間をおいてじっくり考えることにする。