2012年6月9日土曜日

ジャンル不詳

 午後のお茶を妻と飲みつつ、テレビをボ~と眺めていたら、「被災地復興支援ソング」なるものが流れ始めた。都合5分を要する長い歌で、以前にもどこかで聴いた気がしたが、著名人がワンフレーズずつ交代で歌うスタイルと、郷愁をそそる歌詞とメロディについ引きこまれ、最後まで見届けた。

 タイトルは「花は咲く」。さっそくネットで調べてみると、NHK東日本大震災プロジェクトのテーマソングとして企画され、作詞作曲歌のすべてが東北関係者である。先月末にCDとして発売されたばかりのようだ。


 歌詞は見つかったが、ギターコードはアマチュアがカバーしてYouTubeに数曲ある程度。メロディはちゃんとしたものをNHKの番組表から検索して予約し、何とか録画に成功した。
 その後、メロディをなぞりつつ、延々とギターで弾き語る。唱歌のようでいて歌謡曲ふうでもあり、フォークの匂いもしつつ、シャンソンのようでもある不思議な曲調で、いかにも通りすがり対象のストリートむき。次回のチカチカパフォーマンスでさっそく歌ってみようかと思案中である。

 実はできたばかりのオリジナル「サクラ咲く」も偶然だが、花に関連する曲でジャンル不詳の不思議な曲調。先日のチカチカパフォーマンスで好評だったので、次回のシャンソン&クラシック特集でも歌う気でいた。
 不思議な縁でつながった感の2つの曲、しばし歌い込んでみたい。


 昨日数年ぶりに弾いてみたS.Yairiのエレアコに関し、弦をすべて緩めてサドルやブリッジ周りを入念に調べてみた。多少緩みや歪みのあったサドルをヤスリやテープで調整し、何度かテストした結果、昨日よりは幾分バランスがよくなった。
 しかし、直後に弾いてみたオベーションと比べてみると、やはりアルペジオでの音の差は歴然。3倍もの価格差はダテではなかったらしい。

 それでも、非常時の予備としてなら充分に機能する。ひとまず壁に吊るしておき、今後はたまに弾いてやることで状態をチェックすることにした。