2012年6月4日月曜日

物干し台の改良

 昨年全面的に改修したウッドデッキ物干し台の案配がよろしくない。ハンガーにかけた洗濯物は、木製のツーバィ材で作った梁にネジこんだリング式のヒートンにかけておく方式で、梁に直接穴を開けると虫食いや腐食の元になることを避けるためだった。

 ところが、このヒートンがわずか一冬で錆びた。わざわざ高価なステンレス製を選んだはずが、何ということだろう。
 さらには、風であおられた洗濯物がクルクルと回転し、ネジこんだヒートンが勝手に緩んで落下、という事態が続けて3度も起きた。落ちたヒートンは深い雑草に紛れ、発見不可能。やむなく、根本的に作り直すことにした。


 ヒートン方式には致命的な欠点があることが判明したので、別の手段をあれこれ考える。梁に直接ハンガーを引っ掛ける穴を開ける方式自体は悪くなく、別の端材を加工し、梁の下部にビスで固定すればよいことに気づく。梁へのダメージは最低限で済み、仮に加工した部材が傷んだ場合、それだけを交換してやればよい。
写真のように、割と簡単に完成。直付けすると雨水が滞留して腐食の元なので、ゴム管を薄く輪切りにしてはさみ、相互に7ミリの隙間を設けた。
 以前にライブ用照明スタンドとして使っていたワンバイフォー材の再利用で、一部に不要な穴もあるが、まあ使えるだろう。テスト段階では問題なく機能したが、しばらくはこれで様子を見たい。