2012年6月12日火曜日

励まし路線放棄

 近隣の地域センターから連絡があり、来月中旬実施の夏祭りイベントの打合せに出向く。土日の2日間、延べ17時間を使って実施される大規模なもので、出演は踊りや歌、楽器などプロアマ交えて、合計24組にものぼる。

 昨年は同じ地区センター主催のコンサートに2度出演させていただき、今年も主催は別組織ながら、すでに地域中高年対象のイベントに一度出ている。どのような場でも年に2度も出れば、必ず飽きられる。「またあの人出てる…」ということになりかねない。
 そんな自分の立場をおもんばかり、今回は完全に穴埋め、ツナギのポジションでの出演をお願いしてあった。細く長く活動を続けるには、何事もほどほどがよろしい。


 タイムスケジュールを見ると、私の出番は2日目日曜の12時半からで、時間帯としては確かにツナギの位置だが、入替えを含めて持ち時間は40分もある。これはいくらなんでも条件が良すぎる。担当の方と交渉し、出演時間を30分に削っていただくことにした。

 その後、およその選曲について打合せ。今回は過去の反省から、これまでの夏祭り系イベントとは全く異なる構成で臨もうと思う。具体的には、目下チカチカパフォーマンスで実施中の昭和歌謡から2曲を選び、最初と最後に配置。間の4曲を外国民謡3曲とあまり歌われていない宮崎アニメ1曲でつなごうというもの。
 6曲とも初披露かそれに近い曲で、昨年の地域夏祭り系イベントで試みた「上を向いて歩こう」「涙そうそう」「手のひらを太陽に」などの励まし系路線はすべて捨てることにした。
 果たしてこれが吉とでるのか凶とでるのか、やってみるまで分からない、出たとこ勝負の怖い世界なのである。