2010年2月23日火曜日

ひとつ山越え

 母が病院から移る予定の介護施設に、15時に契約に行く約束になっていた。出発時刻ぎりぎりまで仕事をしていたら、出かける直前になって東京の取引先から、残っていた6件分の図面に5件分の「オマケ」がついてメールで送られてきた。当初の予定よりも物件数が増えたということで、仕事ではありがちなこと。
 直後にすでに終わっている分の図面を夕方までに送れるか、との確認電話が入る。あわせて、今月分の請求書に関する打合せ。あれやこれやで時間を食い、余裕をもって出かける準備をしたはずが、結局ぎりぎりになってしまった。

 途中、メーターがゼロに近づいているガソリンを給油。施設に行く前に、遠回りして姉の家に寄り、契約に必要な健康保険証を受け取る。
 車中で何度か携帯が鳴ったが、約束時間が迫っていたので無視。しかし、何度もかかってくるので、やむなく車を停めて応対した。何てことはなく、別の担当者から先程と同じく請求書の件。車でしばらく出かけると言っておいたはずだが、話が通っていない。これまたよくあること。
 5分遅れたが、何とか先方に着いた。大量の書類に署名捺印し、いろいろ面倒な説明を聞く。亡き父もお世話になった施設なので、その点では心強い。
 病院からの連絡がすでに施設側に届いていたが、母の素行に関し、ちょっとここには書けないような問題があるらしい。子供としてはただただ恐縮し、お願いするしかない。

 ともかくも、契約は無事に終わった。すぐに家に戻り、仕上がっている分の図面10枚をまとめて送信。さらには今月分の請求リストをメールで送って先方の了解を得、請求書を作成する。
 さらには、急ぎという1件分の追加図面を急きょ作成し、残りはいよいよ11件となった。これを土曜日までに仕上げて送る約束である。タイトなスケジュールの今日がひとつ目の山だったが、どうにか乗り切った。

 次なる山は、母が病院から施設に移る金曜日である。どうしても立ち会わなくてはならず、午後がまるまるつぶれる。スケジュールがぎりぎりだが、これも子の務め、長男の定めである。
 忙しいときには、いろいろ重なるのが不思議なマーフィーの法則。しばしごぶさたしている都心のカフェレストランオーナーから連絡があり、以前に100枚作った名刺が切れたので、さらに100枚作って欲しいとの依頼。
 来週早々までには何とか送りますと返答したが、こうも忙しいと、気力体力面で、かなり厳しい。しかし、ライブ関連で何かとお世話になっているので、万難を排してやらねばならぬ。