2010年2月21日日曜日

変則クインテット

 多忙な時間を割き、かなり前から決まっていた自宅系ライブカフェでのシャンソン風ライブに、ゲスト参加した。
 午後6時開始なので、勤めから戻った妻を乗せ、誘ってくれたNさん宅に途中寄り、Nさんも乗せて札幌の南の端まで車を走らせた。

 道は空いていて、50分弱で到着。あまりに早く着き過ぎ、かなりの時間待たされた。しかも参加予定者の到着遅れもあって、開始は午後7時過ぎだった。


 最初にオーナーの弾くピアノとウッドベース、ドラムによる三重奏が数曲あり、続くゲスト参加者のトップが私だった。
 聴き手は15名前後だったが、2時間近い待ち時間と空腹、慣れぬ場と調子のよくないPAのせいで、珍しく上がった。声はまずまずだったが、ギターのピッキングが不安定だった。まあ、多忙の中のライブとなると、得てしてこんなもの。


 この夜歌った曲はすべてシャンソンで、「メガネを買う(オリジナル)」「詩人の魂」「ドミノ」「サン・トワ・マミー」「オー・シャンゼリゼ」の5曲。
 アンコールとして歌った2巡目の2曲は、その場にいたピアノ、ウッドベース、ハーモニカ、ドラム、そして私のギターとボーカルによる変則五重奏を試みたが、全くの練習なしなのに、なぜかピタリ決まった。非常に楽しいセッションだった。
 特に「サン・トワ・マミー」の出来がよく、「もう1曲」と言われて調子に乗って歌ったラストの「オー・シャンゼリゼ」がいまいち。
 ここは一瞬迷った「雪が降る」で締めるべきだったかもしれない。これが唯一の心残り。しかし、ジャズあり叙情歌ありの不思議な雰囲気のライブで、場としての気分は悪くない。また呼ばれたら参加するかも。