朝と夕に実家の母が何やかやと電話をかけてくるので、疲れた身体にムチをうち、夕方に車を飛ばして様子を見にいってきた。ついでに、貰い物のリンゴを仏壇に供える。
「テレビがつかない」と騒ぐので点検すると、確かにつかない。2週間前に行って調整したはずのリモコンが、なぜか作動しない。
本体の電源スイッチをリセットし、これまた本体のチャンネルボタンを数回送ったら、ごくフツーにつく。まだまだ使えるテレビだが、リモコンの使い方や本体での操作を会得していないようだ。
当分は本体のみで操作するよう教えてきたが、はたしてどうか。
これに限らず、高齢者にとって、現状の最新式の住宅設備機器や家電製品の取扱いは難しいと思う。一人暮らしの大きな壁は、孤独との対峙やお金の管理などいろいろあるが、最新機器の取扱いも、そのひとつ。ここを何とかクリアしないと、生き残れぬ。
私の妻の場合、メールとパソコン、ATM操作はまずまず。DVDやCDも一人で操作できるが、暖房ボイラや携帯の使い方がいまひとつ分かっていない。夫としては、やや不安である。