2009年12月30日水曜日

気分は正月

 腰の状態もまずまずなので、午後から集中して大掃除を敢行。いつもは手こずる浴室が、あまり汚れていない。なぜかな?と、よくよく考えてみたら、10月の還暦コンサートの際、多数の来客に備えて、徹底的に掃除をしたからだった。
 同じ理由から、トイレや洗面所の汚れもごくわずか。家の中の規律を保つには、定期的に客を迎えることだと、いつかどこかで聞いた覚えがあるが、確かに当たっている。

 などといいつつ、いざ始めると持ち前の凝り性がムクムク頭をもたげ、1階すべてを掃除し終えたのは、結局夕方の5時過ぎ。腰は湿布材とマッサージ器のおかげで、大事には至らずに済んだ。


 トイレと居間のカレンダーを来年のものに取り替えたあと、最後にお供え餅を1階と2階の要所に飾り、さらにはトイレと玄関、そして居間の本棚の上に正月用の飾り付けをする。
 しめ飾りなどの縁起物は特に買わず、専用の定番グッズで毎年やり繰りしている。毎年同じ物を飾るのは良くない、などという説もあるが、ナニ、しょせんは気分の問題。身の丈にあった質素なやり方でいいのだ。
 仕事や雑事の納めがほぼ終了したので、妻と共にスーパーに買い出しに行く。昨日買い残した嗜好品や生ものを中心に、5千円ほど使う。今年は定番のマグロに加え、初めて鯛の刺身も買った。
 併せて1,500円ほどだが、我が家にすればかなりのゼータク。しかし、正月なので許そう。

 夜8時に末の息子が帰省し、ヨタ話を肴にビールやワイン、日本酒をダラダラと飲む。横では妻が自家製のラズベリー酒でサワーを作って飲んでいる。気分はすでに正月で、買ってきた食材の一部も、はや食べ始めた。まあ、これがあるから、いくつになっても正月は楽しい。