2009年12月6日日曜日

電球型蛍光灯

 家の中で合計8個使っている電球型蛍光灯のうち、居間の2個がほぼ同時に切れた。電球のソケット部にマジックインキで小さくメモしてある購入年月を確認したら、2007年3月。都合33ヶ月、およそ1000日使った計算になり、一日平均7時間点灯とすると、7,000時間で寿命がきた。
 メーカーの推奨値が6,000時間なので、充分に元はとった。

 新しく買った電球型蛍光灯は、同じ13Wタイプで1個490円。前回は1個780円で買っているので、かなり安くなっている。エコロジーブームで需要が増えたせいだろうか。
 反対にメーカーの寿命推奨値は、8,000時間に増えている。同じ使い方をしても3年以上も使えることになる。


 13Wタイプは白熱灯で60W相当だが、新しいものはかなり明るく感じる。電球型蛍光灯の大きな欠点だった、点けてから明るくなるまでの長い時間も、あまりストレスがない程度に改善されている。
 写真右の丸いタイプが古いほうで、小さいのが新しいタイプ。デザイン的には丸いほうが好みだが、新型はかなり軽くなっているので、よしとしよう。

 電球型蛍光灯は、まだ評価の低かったこの家の新築当初から、ずっと使い続けてきた。当時は22Wタイプ(白熱灯100W相当)しか入手できず、価格も1個1,780円もした。
 それでもコスト試算ではかなり有利で、白熱灯を使うより、居間だけでも10年で18万円もの節約をしたことになる。
 この種の試算を確実に行うには、品物を買った年月日や価格を本体のどこかに小さく書いておくこと。私はこの電球型蛍光灯のほか、乾電池にもこの種の記録をし、買い換えや維持費のチェックに役立てている。
 ちょっと時間が空いたので、しばし放ってあったホームページの更新作業を久々にやっていたら、またまた取引先からの携帯が鳴る。今日は日曜なのだが…。
 修正やら追加の図面は、昨夜未明にすべて送信し終えていたので、何事かと思いきや、大変申し訳ないが、他社に依頼してあった図面の担当者が急病で倒れたので、その分の修正を代行していただけないだろうか、との打診。確かに度重なる修正で、担当者が倒れてもおかしくない状況ではある。
 さすがに依頼者の口調も重く、「頼める人が、もうTOMさんしかいないんです」と、万策尽きて疲れ切った様子だ。

 数は27棟分あって、締切は明日の昼までと、相変わらず厳しい。他社の手がけた仕事なので気乗りはしなかったが、これといった用事もなく、時間があって体調も万全。サンプル1棟分だけをその場で送ってもらい、開いてみると作者のクセはあるものの、何とか対応できそうだった。
 すぐに受諾し、2時間半ほどですべて修正し終えた。作業中にいろいろな不都合を発見し、ついでに片づける。報酬もはっきりせず、他社のフォローまでやる必要もないのだが、性分なので放っておけない。夕食前には先方に送信した。

仕事はやる者、やれる者のところに集まってくる」という自作の銘(ある人がこれを「TOM語録」と呼んだ)があるが、まさにそれを地でゆくような出来事である。
 他社担当者の「急病」とやらが、もしかして仮病かも…、などとは勘ぐるまい。なんだかな。