2009年8月30日日曜日

問題はラズベリー酒

 夏の間に収穫し、冷凍保存したまま放置してあったラズベリーをようやく果実酒として漬け込んだ。世間は選挙で騒がしいが、「問題は今日のラズベリー酒」なのである。

 調べてみたら、去年より3週間も遅い。仕込みがこれほど遅れた理由は、氷砂糖と焼酎が同時になくなったから。忙しさのせいでつい買いそびれていたが、月末で食費が切り替わったので、投票のついでに近隣のスーパーに買いに行った。


 まず冷凍庫からラズベリーを出し、自然解凍。計ってみたらおよそ800g、去年の倍以上もある。他の作物は不作だが、ラズベリーに限っては大豊作だった。
 広口瓶を熱湯消毒し、ラズベリーの10%の氷砂糖と共に焼酎(35度)を注ぐ。焼酎はラズベリー1Kgに対して1.8L。今回は1.5Lくらい入れることになる。

 広口瓶は専用の品も売られているが、どれも高い。インスタント珈琲の大瓶がおよそ0.9Lあるので、わざわざ買わず、いつもこれで代用している。
 ところで選挙は政権交代とやらが決まったようである。まるで4年前の票の動きをそっくり裏返したようなヒステリックな結果で、(なんだかな~)というのが正直なキモチ。

(これで世の中が変わる…)と思う方が、もしかするといるかもしれないが、たぶんそう大きくは変わらないだろう。4年前のことを思い出してみれば分かる。
 民の世界観が劇的に変化しない限り、その人々が選んだ政治は変わらないし、世の中も変わらない。混沌の世情は、まだまだ続く。