2日目の午後からは、私や妻、息子の友人などが集まり、ウッドデッキに常設の外いろりを囲んでBBQパーティ。総勢9人ものBBQは初めてだったが、手製のウッドデッキの床が抜けることもなく、30度近い好天と新鮮な海山河の食材に恵まれ、得難いひとときを過ごす。
陽も陰った夕方、室内に場所を移し、私と息子が中心になって簡単な弾き語りライブをやる。秋のコンサートにむけての候補曲チェックも兼ねていたが、酔いに任せて以下のような曲を歌ったらしい。
「みどりの蝉」「Come to my bedside」「僕の胸でおやすみ」
「独り」「情熱の花」「カントリー・ロード」「夏・二人で」
「お陽様はどちらからのぼるのですか」
~しばしの休憩をはさんで…
「宵待人」「八月の宵」「コスモス街道」「結婚したんです」
今回はさすがに、ここ3ヶ月ほどの間にこなしたライブで歌った曲との重複がある。しかも、これほど酔って歌った経験は過去にない。そのためか、私も息子も一部でミスを犯したが、「真夏の宴」の座興として、お許しくだされ。
同じ日の夜、息子は昼間の疲れで眠そうだったが、容赦せず、残っていた課題曲の音合わせと推敲を続ける。深夜までかかり、候補曲全曲のおよその方向をつかんだ。
翌日、またまた朝早く起きて午前中から息子との練習に励む。昼食やお茶をはさみ、断続的に練習を続け、予定していた20曲の調整をすべて終えた。まだ多少の未決部分はあるが、だいたいやれそうな感じになってきた。
その後、息子と共に全体の構成や曲順の調整、確認をする。現段階で25曲が候補曲で、曲順もほぼ決まった。その気になれば明日にでもライブはやれそうな感じだが、息子は9月末の連休にも「総練習」のために帰省するという。望むところで、「60年に一度」つまりは、一生に一度のことなのだ、準備はし過ぎることはないだろう。
今後の気持ちの変化で、数曲の出し入れはあるかもしれないが、方向性は今日でほぼ固まった。まずは一安心である。
息子が帰ったあと、過去に自宅ライブなどに来てくれた方を中心に、案内状を出す人をざっとリストアップしてみたら、40人を越えた。案内を送った方全員が聴きに来てくれるわけではないが、何せ「60年に一度」のことですから。