2008年8月9日土曜日

本当ですか?

 強い陽射しが照りつけるなか、近隣のグループホームで、夏祭りライブを実施。会場は芝生の庭にテントを張り、椅子を並べた本格的なものだった。
 夏祭りは今年で2回目だが、地域に広く開放されたイベントなので、聴き手はいつものメンバー以外に近隣の住民が多数。全部で30名以上はいただろうか。

 ステージは芝生の端に少し高めの台を設置していただき、狭いベランダで歌った去年より、はるかに歌いやすい条件だった。スピーカーもいつもより高めに、持参した椅子を2段に積んでその上に設置した。
 予定より少し早く、1時25分からライブ開始。歌を聴きつけた近所の人がライブの途中でしわじわと増えてきて、予定の30分を過ぎても、ちょっと終わりにくい雰囲気になった。
 そんな展開を見越し、プログラムにはかなりの幅を持たせてあったので、途中で予備曲を追加で歌うなどして、うまく対応。結局予定を15分オーバーし、14曲を歌った。


 終了後、見知らぬ方が5~6名集まってきて、声をかけてくださった。

「きれいな声だ」「心に染みる歌だった」「また聴きたいが、どこに行けばあなたの歌が聴けるのか」「私たちの集まりでも歌って欲しいが、案内状か名刺をいただけないか」等々、歌い手冥利につきる声ばかり。そんな評価がにわかには信じがたく、「本当ですか?」と思わず聞き返すほどだった。
 実は今日の調子は万全ではなく、何とか調整して80%ほどの仕上がりだった。その分自重してかなり抑え気味に歌ったのだが、それでも心に届くとは?
 力を抑えたその分、歌に気持ちは充分こめた。それが幸いしたのかもしれない。まだまだ分からないことがたくさんある。
 帰宅後、ホーム長さんからいただいたお土産の手焼きクッキーやたこ焼き、ゆでトウキビ等を妻と二人でおいしくいただく。炎天下の1時間近いライブでちょっと疲れたが、このあと夜には町内会の役員会がある。
 週末とオリンピックとお盆帰省の3つが重なった今夜の出席率は悪いかもしれない。オリンピックにはたいして興味がなく、お盆の用もすでに済ませてしまったので、いつも通り真面目に出席しますけど。