2008年8月14日木曜日

熱さまし

 実家経由で墓参りに行く予定でいたが、実家の用事が来週に持ち越しとなったので、休暇で家にいた妻を同行し、墓参りだけに行ってきた。
 今日は父の「百箇日」という法要である。四十九日に比べるとマイナーだが、法事は法事。すでに先週、実家で法要らしきことは済ませているが、お盆でもあり、故郷の本家の墓周辺から持ってきた土を移す作業もある。
 父と母の信ずる浄土真宗には、「お盆に先祖が帰ってくる」という概念がなく、従って迎え火も送り火も一切やらない。「あなたが仏様(死者)を思えば、そこにいつでも仏様はやってくる」という、合理的で非常に好きな考え方だ。
 従ってお盆の墓参りは特に必要ないようだが、迷ったときは実行するのが憂いがなくてよろしいということ。

 庭に咲いたアジサイを2本切り、途中スーパーに寄って、菊の花束と和菓子を買う。冷たい麦茶は自宅のものを持参した。
 霊園に着くと、新しい花が供えてある。親戚の誰かが先にきたらしい。すでにあった花はそのままにし、アジサイだけを追加する。風で何度もろうそくの火が消えたが、フードを使って何とか成功。

 墓の蓋をずらし、「ほら、じいちゃん。○○(父の生まれた地域)の土だよ」と声をかけ、事前にゴミや草の根を取り除いてきれいにした土を、パラパラとカロートの中に振りまいた。
 何となく父の喜ぶ声が聞こえたような気がした。やっぱり行ってよかった。
 家に戻り、昨日暗くなって止め残した車庫屋根のビスをすべて止めた。その後、残った新規の仕事のうち、1件を進める。さらにその合間に、明日が締切のエッセイの原稿の推敲作業をやった。

 ミニコミ紙の原稿は、火曜にすでに書き終えている。テーマを決め、普通に書いてみたら、前回と同じピッタリ1500字。いつもは足したり削ったりする作業に腐心するのだが、今回は長さに関する調整は一切せずに済んだ。
 しかし、それでも推敲作業は必須。文章は一晩寝てもう一度読み返すと、書いた直後には見えなかったアラが、不思議に見えてくる。これを数回繰り返すのがこなれた文章を書く大きなポイントで、「一発OK」は、私の場合は絶対にあり得ない。