これまでは単なる航空写真止まりで、そう驚かなかったが、今回のはすごい。キー操作で360度、好きな視点から通りを眺められるのだ。もちろん、行ったり来たり回ったりも自由自在。いったい、どんなシカケ?
(その後の調べで、「360度撮影カメラ」というものを屋根に搭載した車で、走りながら撮影しているらしいことが判明)
_妻もモニタの前に呼び、懐かしいあの方やこの方の家、新婚の頃住んでいたあのアパート、以前にお世話になったあの方のお住まい、35年前に工事監督をやったあの現場など、二人でしばし見とれてしまった。
まだ一度も訪れたことのない家まで、すっかり様子が分かってしまう。あまりに詳し過ぎて、ちょっと恐ろしさを感じないではない。ただ、表札の名前までは読めない解像度だから、悪用される可能性は低いかもしれない。
残念ながら、我が家は「札幌郊外のへき地」のせいか、まだデータが入っていず、従来通り航空写真でしか見られない。がっかりするやら、ホッとするやら、複雑な心境であります。